J2優勝の原動力、ガンバ大阪・宇佐美貴史選手のドリブルテクニックに迫る! その技術の秘密とは!?【後編】

2013年11月28日

インタビュー

子どものときに身につけた技術は裏切らない!

――ジュニア年代で身につけておくべきことは、やはり技術ですか?

 小学生の頃は、体が大きくて、足が速いというだけで活躍している選手がいますが、僕はそういう選手は消えていくだろうなと思っていました。だから、そういうドリブルは全く考えませんでしたし、逆にボールを足元に常に置いたドリブルを考えていましたね。

 小6の時点で身長は158センチぐらいだったですかね。それほど大きい選手ではありませんでしたが、小さい方でもなかったので、身体的な強さを活かしたドリブルで抜くことはできました。でも、「絶対にそれはいやや」と思ってましたよ。家長くん(昭博:現マジョルカ。同じ長岡京SSS出身)を近くで見ていたり、海外サッカーをよく見ていたこともあって、目が肥えていたこともあったのかなとは思います。

 身体能力任せのドリブルをしていると心当たりのある選手は、今すぐにやめたほうがいいですね。のちのち絶対苦労しますから、まずしっかりとした技術を身につけておくべきでしょう。

――宇佐美選手のようなドリブルをするためのアドバイスとは?

 “ドリブルのためだけのドリブル”にならないところですね。抜きながらもパスコースを見たり、シュートのタイミングをうかがっていないといけないので、“ただのドリブル”ではダメです。

 ドリブルで相手を抜けるようになれば、良いパスも自然に出せるようになりますよ。自分でコースを作り出せますから。ボールを持てる技術があると余裕も生まれますし、良いパスが出せて、良いシュートが打てるようになると思います。だからまずはしっかりとボールを持てるようになることから始めることが大事だと思います。

――最後に、プロを目指している子どもたちにメッセージをお願いします。

 小学生のときは、体のサイズとか、スピードといったものが活躍に関与してくるので、そうじゃない選手は気持ちが折れたりすることもあると思います。でも、最終的に勝つのは技術練習をやり込んでいる選手なので、今技術が必要だと思ってやっている選手は、現時点で活躍できているかどうかに関わらず、ずっとやり続ければ絶対に他にはいない選手になれると思います。

 今、スピードとかフィジカルに頼りがちな選手は、それだけじゃなくて技術を身につけておくべきですね。技術があって損することは絶対にないので、そこを大事にしてください。


12月6日発売の『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.31』の付録DVDでは、宇佐美選手が登場!
ここではインタビューの中でも出てきました、宇佐美選手が小さいころに実践していたという、ドリブル上達トレーニングを紹介します。


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