サッカーのテクニックを科学で学ぶ「親子で学ぶサイエンスサッカースクール2014」を開催!
2014年05月13日
ジュニアサッカーニュース Jリーグフェアプレーパートナーの東京エレクトロン株式会社が主催する「親子で学ぶサイエンスサッカースクール2014」の第1回が、5月10日(土)に神奈川県横浜市の日産スタジアム(しんよこフットボールパーク)で開催された。
このイベントはサッカーのプレーを科学で学ぶ「科学実験プログラム」と、サッカーの上達のヒントを楽しく学ぶ「サッカー教室プログラム」の2部で構成され、JリーグOB選手とともに楽しくサッカーを学ぶユニークな教室となっている。
(c)J’s GOAL
半導体製造装置事業の東京エレクトロン株式会社が「サッカーを通じて科学をもっと好きになってほしい」との思いからこのイベントを企画し、2011年より開始。4年連続で開催され、参加者数は延べ1,000人となった。
当日は晴天のなか、一般公募にて当選した小学校4~6年生の児童とその保護者を合わせて計50組100名が参加。JリーグOB選手の秋田豊さん、三浦淳寛さん、波戸康広さんをゲストに迎え、子どもたちと一緒にサッカーのプレーを科学で学んだ。
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今年のテーマは「ボレーシュート」。第1部の科学実験プログラムでは、ダイレクトボレーを成功させるため、様々な実験装置を使い、「パスされたボールの動きを見極めること」「重心を意識しながらボールを蹴ること」が重要であることを学んだ。目の前で実験を見たり、体を動かしながら勉強したあとは、第2部のサッカー教室プログラムで、実際にボレーシュートの練習を行ったほか、ゲストとともにミニゲームを楽しんだ。
参加者はイベント終了後、日産スタジアムに移動してJ1リーグ第13節横浜F・マリノスvsサガン鳥栖戦を観戦。科学とサッカーを満喫した一日となった。参加した小学5年生の児童は「OB選手と一緒に実験をしたりプレーをすることができて楽しかった。今日学んだことを忘れずに練習して、将来は横浜F・マリノスの選手になりたい」と話していた。
このイベントは、年内にあと3回の開催を予定している。
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<ゲストコメント>
●秋田豊さん
サイエンスサッカースクールは初めての参加でしたが、いろいろな実験に驚きましたし、僕自身も勉強になりました。僕はサッカーの前は野球で放物線のイメージをトレーニングしていましたが、サッカーではなかなか今日のようなトレーニングはしないと思うので、このようなトレーニングを繰りかえすことでボレーシュートの感覚が身につくと思います。今のうちに浮いたボールに対しての空間認知や、体を倒す感覚を身につけると将来役に立つと思いますので、トライしてもらいたいです。
●波戸康広さん
昨年に続き2回目の参加でしたが、やはりしっかり科学的に説明したうえでゲームで実践すると、子どもたちの吸収率が高いなと感じました。(今回の実験で印象に残ったものは)大きさや重さが違うボールでも、落ちるスピードは同じという実験が一番勉強になりました。知らなかったので驚きましたね。そういうことを子どものころに知って、反復練習でトレーニングすることでボレーシュートを習得しやすいのではないかなと思いました。
僕たちの小さいころにはこういったサッカースクールはなかったですし、こうやって紐解いてくれると、より考えてやるようになっていいと思います。そこは僕も今回学ばせてもらいました。どうすればうまくボレーシュートができるのか、理論的に考えてプレーすることを増やせばうまくなるし、うまくなるとサッカーが楽しくなると思うので、是非考えてプレーしてもらいたいと思います。
●三浦淳寛さん
去年も参加しましたが、科学を勉強しながらそれがサッカーに活きるということで、凄くいい企画だなと思いました。今年はボレーシュートがテーマでしたが、ボレーシュートは落下地点にいち早く行くことができれば、いいボールも蹴ることができるので、今日学んだ放物運動などのいろいろな実験の知識は役に立つと思います。その後に行ったサッカー教室でも子どもたちがイメージしてやっているようだったので、いいトレーニングだったのではないでしょうか。
サッカーというのは当然うまくなった方が楽しいと思うのですが、うまくなるためのヒントが必ずあると思いますので、自分で考えながらトレーニングをしたら未来は明るいと思います。練習頑張ってください!
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