体脂肪率8%の基盤を築いた武藤選手の原点。ジュニア時代はどこまで走り込みをしたのか
2015年05月12日
コラム精神的強さと高い対応力のある選手だからこそ、プロでも成長を続けられる
実際、バディSCでは、幼い年代からスピードや持久力の向上を考えたメニューが多く取り入れられている。
もともと1981年に設立されたバディスポーツ幼稚園が母体となったサッカークラブで、鈴木園長が「子どもたちにいろいろなスポーツを経験してほしい」とはじめたのが、サッカー部創部のきっかけであった。
しかし、サッカーのテクニックだけを伸ばすのではなく、フィジカルも大切な要素と考え、走るトレーニングも行う。陸上競技の出身だった鈴木園長ならではの指導法であった。その指導に武藤選手もたくましさを身につけた。
ジュニア年代に培った精神的な強さがあるからこそ、心理的にも肉体的にも、さまざまなプレッシャーに耐えて結果を残すことができるのだ。
その強固な基礎のうえに、プロ入りしてからも成長を続けている点が、武藤選手のもうひとつのすごさだ。
当初はサイドを突破するアタッカーだったが、マッシモ・フィッカデンティ監督によって2トップのフォワードにコンバートされた。サイドに比べると前方のスペースがなくドリブルの機会は減る。
そのぶん、クロスに合わせて飛び込んだり、中央でシュートを撃つポジションをとるプレーが発達してきた。しかも習熟するスピードが速い。
「毎試合毎試合を振り返り、そして反省をして、次にその反省点をどう活かすか。あるいは、点がとれないならなぜとれないのかを深く考えています。練習からそういった反省をして、得点パターンを増やせるように。頭に残っている場面を振り返って実践します」
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
【FIFA U-20ワールドカップチリ2025】U-20日本代表メンバー発表。石井久継や高岡伶颯らが選出!2025.09.17
-
U-17日本代表メンバー発表!【国際ユースサッカーin新潟】2025.09.08
-
U-16日本女子代表候補、国内トレーニングキャンプメンバーを発表!2025.09.08
-
フットサル日本代表メンバー発表!【AFCフットサルアジアカップインドネシア2026予選】2025.09.05
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-17日本代表メンバー発表!【国際ユースサッカーin新潟】
- 【FIFA U-20ワールドカップチリ2025】U-20日本代表メンバー発表。石井久継や高岡伶颯らが選出!
- “いい選手”は「2つのラインの交点に立つ」。ポジショニングに必要な「ボールなしペアリング」とは?
- 町クラブから選抜された選手たちがスペインで武者修行!バレンシアやビジャレアルなどと対戦
- U-16日本女子代表候補、国内トレーニングキャンプメンバーを発表!
- 縦割りの練習、危なくない?
- 「営利」と「非営利」の違いわかりますか? “法人化”を取得するメリットは何か? 谷塚哲氏セミナーレポート
- 【第39回全日本少年サッカー大会】決勝大会 ジュニサカ取材日記②「地元で“全少”初開催! 鹿児島県代表・飛松FCの挑戦!!」
- ボール奪取力は世界最強! プレミアMVPエンゴロ・カンテが見せるボールを奪うための3つの『工夫』とは
- 「止める」ゴールキーパーは何が違う? マンガで解説