【PR】『サカつくシュート!』×フットボールチャンネル×ジュニアサッカーを応援しよう! 特別コラボ企画! 小野伸二選手、稲本潤一選手が『サカつくシュート!』に登場!!
2015年10月27日
【PR】Jリーグへの復帰
▲サポーターのことを語ると感謝の熱い言葉が小野選手から次々とこぼれる。世界各国で活躍してきた彼は、その卓越したセンスと技で多くのサッカーファンに愛されている【写真:編集部】
海外と日本のクラブに交互に所属しながら、オーストラリアのウエスタンシドニーを経て、現在のコンサドーレ札幌へやってきた小野伸二選手。そして稲本潤一選手は、五カ国での活動ののち、川崎フロンターレの後に、コンサドーレ札幌へと移籍してきた。この地で初めてクラブでもチームメイトとなった2人は、おおいなる可能性を秘めた赤黒のエンブレムを胸に、さらなる成長を誓う。
――高校生のときにデビューした稲本選手ですが、その当時「もう大人と対等にできるな」という感覚は芽生えていましたか?
稲本 高校生でJリーグに出させてもらって、最初はいっぱいいっぱいでやっていましたけれども、試合経験を重ねるにつれて、環境に慣れていったことを憶えています。だから、17歳でもプロでできるんだなという手応えは、掴んでいましたね。
――高校生Jリーガーとして注目されることの煩わしさは?
稲本 特になかったですね。当時はエムボマが脚光を浴びていて、みなさんそちらに取材にいっていたので(笑)。正直、ミスをしたとしても大目に見てほしいというような気持もありつつ、思いきってすごく楽しくやっていましたよ。
――2種登録という立場の特権はありますよね。
稲本 そうですね、お金をもらってやっているわけではないので。国体もあったのでその年はプロの契約をしなかった。反対に、翌年はプロとしてしっかり給料をもらって主力でやるということで、責任感は強くなった気がします。それでも18歳だったんですけどね。初めてのケースでしたし、あまりよくわからなかった、わからないうちに試合に出ていたという記憶があります。
――小野選手は高校生の時点で日本の将来を担う存在、として騒がれていましたが、浦和レッズに入ったときの気持ちはいかがでしたか?
小野 自信は持っていました。監督も開幕からスタメンで使ってくれましたし、周りの選手の人たちもぼくのプレーをよく理解してくれていたので、すごく入りやすかった。ファンの多いチームでもありますし、いいところに入れたなという感じがしました。
――Jクラブユース卒でほかのクラブに行くというようなケースはまれですが、稲本選手はガンバ大阪以外のチームに行きたいという気持ちはありませんでしたか?
稲本 いや、なかったですね。よくわからない状態でプロの試合に出て契約していましたから、ほかのチームという選択肢がそもそもなかった。ヨーロッパならもしかしたらあるかもしれないですけれども。当時はとにかくひとつひとつの階段を上がってJリーグの試合に多く出たいと思っていました。
――海外移籍するときには、それぞれ一抹の寂しさはありましたか。
小野 たくさんの人に見送られて本当に嬉しかった気持ちと、これだけのセレモニーをしてもらったら、移籍先でいい成績を残したり、いいパフォーマンスをしたいという決意の気持ちが強かったですね。たぶん、寂しい気持ちはなかったと思います。特にコレオ(多数の人による人文字)を盛大にやってもらったのは、サッカーをやめるわけでもないのに、すごくありがたいことだったな、と感じました。
――稲本選手のガンバ大阪での最終試合はアウェーゲームで、味の素スタジアムにいましたね。
稲本 最終試合でFC東京のサポーターに声援をいただきましたね。いちサッカー選手として見てもらえたんだと思いますし、ほかのクラブからああいうメッセージ(君ならやれるさ、という欧文を電光掲示板)を贈られ、日本中から注目されているんだなという気持ちになり、心から嬉しく思いました。
――日本ではその選手にとっていい移籍の場合は快く送り出す気風がありますね。
稲本 ライバルチームへ行くのではなくステップアップになる移籍であれば、ヨーロッパでもありますよ。ぼくがセレッソ大阪に行くとなると、ガンバ大阪でもあんなことはなかったと思いますけれども(笑)。でも、日本のサポーターは基本的に温かいと思います。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
【第49回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会】出場チーム決定!2025.06.18
-
なでしこジャパン(日本女子代表)、国際親善試合(vsスペイン女子代表)と「E-1サッカー選手権」に臨むメンバー発表!2025.06.18
-
「エリート女子GKキャンプU-15」参加メンバー発表!2025.06.17
-
「東北トレセン女子U-13」が開催!2025.06.10
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 低学年と高学年の食事量の違いは?/小学校5・6年生向けの夕食レシピ例
- 栄養も食事量も“バランス良く”/小学校1・2年生向けの一日の食事例
- 食べてすぐに運動しても大丈夫! 試合前にとりたい”消化の良い”食事とは?
- プロフットボーラーの家族の肖像『久保竜彦 ~本気で向き合うということ~』
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 東北トレセンU-13が開催!
- パスやシュートばかりでドリブルしない子ども
- 長友佑都・小川佳純も大学からプロへ! 明治大学サッカー部 神川監督に聞く、学生サッカーと文武両道【前編】
- 起こってからでは遅い『スポーツ事故』の問題。指導者・保護者が心得ておくべきこと
- なぜ育成年代から「頭の中」を鍛える必要があるのか? その意義を考える【6・7月特集】