ジュニア年代から取り入れたい守備の指導法。坪井健太郎氏が語る「最低限おさえておきたい3つのポイント」とは
2016年07月22日
コラムトレーニングや試合の振り返りが重要
育成年代の指導者、特に低年齢の小学生を教えている指導者は早急にサッカーの守備についての知識を深めて選手にそれを伝えていくことを始めるべきです。
初めはうまくいかないかもしれません。どうやって教えたらいいのかわからない方もいるでしょう。しかし、それも含めて勉強だと私は考えます。
プロの試合を見て守備がどうなっているのか研究する、知人と一緒にゲームを見て他の人の考え方やサッカーの見方を取り入れる、守備のトレーニングはどうやってやるのかをたくさんのトレーニングを見たり、ディスカッションをすることも十分勉強なのです。
今ではインターネットがありますし、多くの文献がありますので情報を入れることは難しいことではありません。確かに情報過多の時代ではありますので選択に困ることはあると思いますが、とにかくまずはやってみることが重要です。
初めからピンポイントで正解にいきつくことはほぼないでしょうから、失敗と成功を重ねながら指導者も指導における戦術メモリーを積み重ねていけば良いのです。
そして、何よりも大事なこととして一番の勉強の材料は、自分が実際に行ったトレーニングや試合の振り返りです。
何がうまくいって、何がうまくいかなかったのか?
これを毎日のトレーニングから分析し、成功の可能性を高め続けるための研究と思考を深めていくことが自分にとって一番の経験になるはずです。
(続きは『サッカー 新しい守備の教科書』よりお楽しみください)
【商品名】サッカー 新しい守備の教科書 優れた戦術は攻撃を無力化させる
【発行】株式会社カンゼン
【著者】坪井健太郎
四六判/288ページ
2016年7月26日発売予定
⇒あなたはサッカーの「攻撃」ばかり見ていないか?攻撃戦術の裏には必ず「守備戦術」の進化があった!絶対に読む価値のあるサッカーの守備学。日本サッカーに必要なのは、決定力でも司令塔でもない!必要なのは守備戦術の進化だ!
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