久保建英選手は先人を超える逸材か。類まれな潜在能力、タフな戦い制し日本の未来を担う存在へ
2016年09月14日
サッカーエンタメ最前線高原、小野、柿谷。飛躍を遂げた逸材たち
日本は93年日本、95年エクアドル、2001年トリニダード・トバゴ、2007年韓国、2009年ナイジェリア、2011年メキシコ、2013年UAEとこれまで6回の世界大会出場実績があるが、アジアを制覇して世界へ挑んだのは95年、2007年の2チームだけ。
95年エクアドル大会のチームには、小野伸二(札幌)、高原直泰(沖縄SV代表)という黄金世代の2枚看板が揃っていた。当時のU-16代表の絶対的エースは10番を背負った1学年上の小柄なテクニシャン・山崎光太郎(現清水スカウト)。
94年アジアユース(カタール)決勝・カタール戦でも、彼が決勝点を叩き出し、日本初優勝へと押し上げたが、その山崎を間近で見て、多大なる影響を受けたのが、小野と高原だった。
高原は東海第一中から山崎を追って清水東高校へ進み、コンビを結成。小野は清水商業(現清水桜が丘)高校でプレーしたが、U-17世界選手権(当時)を機に持ち前のセンスと技術により一層、磨きをかけた。
彼ら2人が99年ワールドユース(ナイジェリア)準優勝、2000年シドニー五輪8強と世界で結果を出し、2006年W杯にも出場。日本サッカーの歴史を確実に塗り替えていった。日本人選手の海外進出の草分け的存在にもなった。
小野・高原世代の次にアジア制覇を果たした2007年韓国大会のチームには、柿谷曜一朗(C大阪)がいた。当時の彼は頭抜けたテクニック、ゴールセンスを備えた怪物アタッカー。アジア最終予選を兼ねた2006年AFC・U-16選手権(シンガポール)でも4ゴールを挙げ、MVPに輝いている。
決勝の北朝鮮戦で、中盤からのタテパスを受けてから浮き球のフェイントで相手DFをかわして先制点を決めた場面は、彼のセンスが凝縮されており、海外でも称賛された。さらに、翌2007年の世界大会本番でも、フランス戦でハーフウェーラインぎりぎりのところから超ロングシュートを決めるという離れ業をやってのけた。
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