【第40回全日本少年サッカー大会】 レノファ山口、サガン鳥栖から読み取れたJクラブの一貫したサッカーの芽生え/決勝大会レポート
2016年12月28日
大会情報Jクラブの一貫したサッカーの芽生え
(文●木之下潤 写真●佐藤博之)
「第40回 全日本少年サッカー大会」も残り2日となり、ベスト8が出そろった。進出チームは、横浜F・マリノス(神奈川)、ヴァンフォーレ甲府(山梨)、鹿島アントラーズ(茨城)、コンサドーレ札幌(北海道)をはじめとしたJクラブ、ディアブロッサ高田FC(奈良)、府中新町FC(東京)、新座片山フォルティッシモ(埼玉)、センアーノ神戸(兵庫)といった街クラブ。ちょうど4チームずつが勝ち進んだ。
結果を見る限り、ジュニア年代においてJクラブと街クラブとの間に埋まらないほどの溝はない。むしろ街クラブのほうが個性豊かだ。その象徴的なチームの一つが「センアーノ神戸」だ。夏に開催されたフットサルの全国大会、バーモントカップでは優勝を果たしたクラブ。足元の技術に長け、ゲームの組み立てやボールの展開力といったサッカーに不可欠な素養を十分に身につけており、独自のスタイルを構築している。
しかし、Jクラブも確実に独自色が出始めている。ひと昔前はDFからMF、MFからFWへとしっかりパスをつなぐが、ボールの流れとリズムが単調なチームが多かった。
ただ今大会を取材して感じた「独自色」とは、トップチームが体現するスタイルをプレーだけでなく、精神性を理解して育成組織の選手たちが体現していたことだ。その顕著たる例が「レノファ山口」と「サガン鳥栖」だった。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
LISEMが特別選考員に! 学生寮、グラウンド完備のJFSA高等学園が特待生、準特待生を選考するセレクションを開催2025.10.03
-
U-16日本代表、ウズベキスタン遠征参加メンバー発表!2025.10.03
-
サッカー日本代表メンバー発表!三笘薫が招集外。田中碧や中村敬斗が代表復帰!2025.10.02
-
【2025ナショナルトレセンU-14中期】参加メンバー発表!2025.09.26
フットボール最新ニュース
-
日本人選手所属ザルツブルクは後半AT弾で敗戦【25日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
ベティス、マンUから完全移籍の7番が劇的同点弾【24日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
バルセロナ、マンUから加入FWの活躍で強豪撃破【18日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
昨季王者PSGが4発快勝。白星スタート【17日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
アーセナルは交代策的中で白星【16日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- U-16日本代表、ウズベキスタン遠征参加メンバー発表!
- 【2025ナショナルトレセンU-14中期】参加メンバー発表!
- なぜ4種の選手は「多忙」なのか…。少年サッカー界が抱える”トレセン”の深刻な問題/指導者座談会2【9月特集】
- サッカー日本代表メンバー発表!三笘薫が招集外。田中碧や中村敬斗が代表復帰!
- 「2025ナショナルトレセン女子U-14前期」参加メンバー発表!
- LISEMが特別選考員に! 学生寮、グラウンド完備のJFSA高等学園が特待生、準特待生を選考するセレクションを開催
- 正しいフォームで足が速くなる!! 運動会前に知っておきたい走る練習法
- 豪州、韓国を経て3年ぶりJ復帰。高萩洋次郎選手が15歳で決断した「越境」という選択
- 12歳まではGKに特化させるべきではない。”バルサメソッド”に学ぶ育成年代で大切なこと
- 栄養も食事量も“バランス良く”/小学校1・2年生向けの一日の食事例