相手を「止めて、引きつけて、その瞬間に出ていく」。足が遅くても“抜ける”必殺テクニックを動画で学ぶ【南米流テクニックバイブル】

2017年06月28日

コラム


ファナティコポイント

あえて相手の得意な足にボールをさらす


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あえて相手が得意とする足にボールをさらすのも一つの手だ。相手はフェイントだとわかっていても思わず足が出てしまうもの。このときあまりにも相手の懐にボールをさらしてしまいコントロールを失う人もいるので要注意。自分の距離でボールをさらそう。


ファナティコポイント

相手を止めるために身に付けた技


SAO PAULO, BRAZIL - JULY 04:  Juan Roman Riquelme (C) of Boca Juniors fights for the ball during the second leg of the final of the Copa Libertadores 2012 between Boca Juniors of Argentina and Corinthians of Brazil at Pacaembu Stadium on July 04, 2012 in Sao Paulo, Brazil. (Photo by Buda Mendes/LatinContent/Getty Images)

コミーダが得意なのはリケルメ。もともとリケルメは自分の足が遅いことがわかっていたので、相手を「止めて、引きつけて、その瞬間に出ていく」という技を身につけたのだ。足の裏の引き技も同じで、こちらから仕掛けて、相手に「ボールが獲れる!今だ!」と思わせるような隙を一瞬見せるのだ。そうやって相手を食いつかせた瞬間に抜きにかかるのだ。相手との絶妙な距離感がわかっている者が使える技だ。


チェック!

相手に足をださせる


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ワンポイントアドバイス

相手の右足を出させて大股にし、次の一歩が出てこない状態にする。相手の出した足が届かない距離でボールを運ぶこと。


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【著者】亘崇詞
【発行】株式会社カンゼン
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