自信がつくことで子どもは変わる!「プロになるには自己主張が大事?」「個人技を伸ばすために必要な練習量」

2017年07月20日

コラム


Q2

個人技を伸ばすために毎週どのくらい練習が必要ですか?


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個人練習は、考えることのくり返しが重要

 まず、チーム活動以外の個人練習は絶対に必要です。チームの練習で教えてもらうだけでも、ある程度はできるようになるでしょう。しかし、中学生、高校生と育っていくうちに、周囲の選手との差がなくなり、突出した能力を発揮できなくなってしまいます。個人の技術は、意識を持ってどれだけ多くの反復練習を行うかによって、上達のスピードが変わります。練習は、自分が納得するまでやるべきです。そこまでできるかどうかがプロになる選手となれない選手の決定的な違いです。粘り強く、こだわれるかどうか。現在プロの世界で活躍している選手たちと話をしていると「あれができない、これが下手だ。どうすればうまくなるのか」と言っていることに驚きます。彼らは今でも理想に追いつくために、どう努力すべきかを考え、実践を続けているものです。
 
 同じ技術でもマスターするのにかかる時間は、人によって違います。要領の良い子は、短時間でコツをつかめますが、なかなかつかめない子もいます。リフティングなどが良い例でしょう。サッカーに限らず、鉄棒の逆上がりや体育の跳び箱などでも起こる現象ですが、できなかったことが練習をくり返すうちに突然できることがあります。それは偶然のように思えるのですが、実際には「なぜできないのか」を考え続けて、いろいろな克服方法を少しずつ試していくことで、会得するべきコツに近づいた結果の成功なのです。
 
 個人練習は、考えることのくり返しが重要です。先に何日とか何回、何時間といった制限を決めることには、あまり意味がありません。より多くの練習時間を集中して取り組むのが理想的ですが、時間の長さよりも練習の質が大切です。

 

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