「クラブの会費や遠征費の相場はどのくらい?」知っておきたい少年サッカーのお金事情
2017年08月03日
コラムジュニアサッカーの現場にはさまざまな疑問や悩みがつきもの。指導者から子ども、そして保護者の方々が抱くものを、ファンルーツの指導者たちがアドバイスします。今回は、少年サッカーのお金事情について1つの疑問を解決します。
(再構成・写真●ジュニサカ編集部)
Q1
クラブの会費や遠征費など相場はどのくらい?

大会や遠征に投資する価値はある
現在は各地にいろいろなクラブがあるので、調べて比較してみるのが良いと思いますし、無理のない範囲でクラブを選択するのが良いでしょう。金額については、クラブによってかなり違うので一概にはお答えできません。
あくまでも目安として考えてほしいのですが、クラブ活動への参加にかかる費用は、年会費、月会費、遠征費の3つに大別されます。年会費は、JFAへの選手登録費や各地域の連盟へのクラブ登録加盟料、スポーツ傷害保険などに費やされることが多いと思いますが、5000円前後が一つの目安になるでしょう。月会費は6000円前後が相場ではないでしょうか。
昔は1人の指導者が何十人を一度に見るという形式が多かったのですが、現在では複数の指導者をそろえて細かいところまで目が届くようにしているチームが多いので、10 年、20 年前と比べると少し高くなっているかもしれません。ただ、机上で計算すると1ヵ月あたりで結構かかるなと思われる方がいるかもしれませんが、グランドの確保のほか、複数のスタッフが準備も含めて時間をかけて指導にあたるわけですから、ある程度の費用がかかるのは否めません。
遠征費は、イベント会社が主催する宿泊合宿形式の大会に参加すると大体2泊3日で3万円弱です。1年に3回ある長期休暇(春、夏、冬)でそれぞれ遠征を行うとしても、10万円以内でおさまるのではないでしょうか。近隣地域であれば親御さんの送迎で移動費を抑えるという工夫も見られますのでケースバイケースです。
ただ、大会や遠征は、子どもたちにとってコミュニケーションを深めたり、自立を意識したりする絶好の機会になります。ある程度の投資が必要ですが、価値は十分にあると思います。
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカ公式Instagramはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
東北トレセン女子U-14が開催!2025.10.24
-
東北トレセンU-14が開催!2025.10.23
-
【JFAエリートプログラムU-14日韓交流戦】参加メンバー発表!2025.10.22
-
U-15日本代表、フランス遠征参加メンバー発表!【バル・ド・マルヌトーナメント2025】2025.10.21
フットボール最新ニュース
-
鈴木唯人が貴重な先制点でチームを勝利に導く【23日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
日本人対決でリバプールが5Gで圧勝【22日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
バルセロナが6発大勝。エースもゴール【21日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
日本人選手所属ザルツブルクは後半AT弾で敗戦【25日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
ベティス、マンUから完全移籍の7番が劇的同点弾【24日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 【JFAエリートプログラムU-14日韓交流戦】参加メンバー発表!
- U-15日本代表、フランス遠征参加メンバー発表!【バル・ド・マルヌトーナメント2025】
- 東北トレセンU-14が開催!
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 成長期におとずれる「クラムジー」に対して保護者と指導者は何をすべきか?
- 【第39回全日本少年サッカー大会】長崎県大会 決勝フォトレポート&大会結果「V・ファーレン長崎が創設5年目で初の全国大会出場を果たす!!」
- 『JFAエリートプログラムU-14韓国遠征』参加メンバー発表!
- 「目指すサッカー」がない指導者が明確な言葉を子どもに伝えられると思いますか?【10月・11月特集】
- なでしこジャパン(日本女子代表)、欧州での国際親善試合に臨むメンバー発表!
- ドリブラーを育てる聖和学園の指導術。「選手のアイデアを引き出すことを常に考えている」














