15年ぶりの優勝を目指す柏レイソルが清水エスパルスを撃破!! 初優勝を狙うサガン鳥栖と決勝で対戦
2017年08月23日
ジュニアサッカーニュース
柏が清水を撃破!!
北海道帯広市などで開催されている『第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会』。23日に準決勝の2試合が行われ、帯広の森球技場ピッチBでは清水エスパルスジュニアユースと10年ぶりの決勝進出を目指す柏レイソルU-15が相まみえた。
昨年度の3冠王者で今季のプレミアカップ覇者と柏がどのように挑むのか。今大会のグループステージで対戦した際は清水が2点を先行するも、終盤に柏が立て続けてゴールを奪って引き分けに持ち込んだ。
それだけに柏は試合の入りが重要となったが、今回の対戦では前回の反省を踏まえて出足の良さを発揮。「本当に相手は速かったですけど、そこだけは何とか解決が出来る部分で能力は関係ない」と飯塚浩一郎監督が語るように、ポンセ尾森世知選手(3年)と清水勇貴選手(3年)の最前線コンビからハイプレスを仕掛け、ほとんどの局面でセカンドボールを拾っていく。柏が積極的な試合運びでリズムを掴むと、26分には攻守で存在感を見せていた清水選手がが殊勲の先制弾を奪った。
暑さの影響で主将のCB前田大地選手(3年)が前半のみで退いたが、後半に入っても柏の勢いは衰えない。「今年はパワーを出したがる選手が多くてやんちゃ。走ってエンジンがあったまって、後半の方が走れる」。指揮官の言葉通り、太陽軍団の運動量は落ちるどころか増していき、清水に付け入る隙を与えない。66分にはボランチの斉藤騎斗選手(3年)が直接FKをねじ込み、試合の行方を決定付けた。
終盤こそ耐える時間が多くなり、72分に清水の小川雄一郎選手(3年)に1点を返されたが、柏がこのまま逃げ切って10年ぶりに決勝進出。主将の前田選手は「ここまで来たので、チーム全員で走り切って優勝をしたいと思う」と明日のファイナルに向け、意気込みを語った。
もう1つの準決勝は鳥栖が4−2で浦和を撃破。24日の決勝戦は15年ぶりに2度目の優勝を目論む柏と初の栄冠を目指す鳥栖の顔合わせとなった。試合は帯広の森陸上競技場で11時から行われる予定だ。

(文・写真●松尾祐希)
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカ公式Instagramはこちら
>>ジュニサカ公式Youtubeチャンネルはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
東北トレセン女子U-14が開催!2025.10.24
-
東北トレセンU-14が開催!2025.10.23
-
【JFAエリートプログラムU-14日韓交流戦】参加メンバー発表!2025.10.22
-
U-15日本代表、フランス遠征参加メンバー発表!【バル・ド・マルヌトーナメント2025】2025.10.21
フットボール最新ニュース
-
鈴木唯人が貴重な先制点でチームを勝利に導く【23日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
日本人対決でリバプールが5Gで圧勝【22日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
バルセロナが6発大勝。エースもゴール【21日結果まとめ/欧州CL】2024.05.21
-
日本人選手所属ザルツブルクは後半AT弾で敗戦【25日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
-
ベティス、マンUから完全移籍の7番が劇的同点弾【24日結果まとめ/欧州EL】2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 町クラブから選抜された選手たちがスペインで武者修行!バレンシアやビジャレアルなどと対戦
- “早熟タイプ”か“晩熟タイプ”か。成長のピークはいつ訪れる? 子どものタイプを知ろう!!
- 大社少年サッカークラブが島根県大会を制覇!! 3年ぶり6回目の全国大会出場に歓喜/第40回全日本少年サッカー大会 島根県大会
- 「もも上げクランチ」でキック力を鍛える!/【サッカー専用】小学生のための体幹トレ
- 生と死を強く考えさせられた石川直宏選手の「2011」
- 【第94回全国高校サッカー選手権大会】富山/私立/富山第一 選手名鑑
- 悲劇を繰り返さないために――。インターハイベスト16の強豪・大阪学院大学高校の選手権予選棄権の真相
- 「バルサに推薦」できるほどの潜在能力。次世代の日本代表DF・冨安健洋の少年時代
- バルサ、DFラインからのビルドアップ、ウイングへの展開からのサイド攻撃を入念にトレーニング。ジュニアサッカーワールドチャレンジ今日開幕














