風間八宏の教えを紐解く。「子どもと大人、上手くなるのに違いはない」
2017年11月16日
コラム
【インサイドは「面」でありボールの「点」を触りたいのであれば「点」と「点」を合わせるのが自然、というのが風間理論】
「ボールの中心から上の点を、足の点で触る」
「ボールの中心から上の点を、足の点で触る」
これが風間流の止め方です。まず、ボールのどこを触るか。ボールの下を触ればボールは浮きます。中心を触ればはね返ります。中心を触って止めようとすると足を引かなければいけない。では、ボールの上を触るとどうなるでしょうか。ピタリと静止するんです。ボールには、そこに触ると足と地面の間に挟まってしまう点があります。挟まってしまえばボールは静止しますよね。実際に止めるときは、挟んでしまうと次のプレーがやりにくくなりますから、その挟まってしまう点よりもほんの少し下を触ることになります。ボールには、ボールの動きを止めてしまえるポイントがあるということです。
次に、足のどこで、そのポイントに触るかですが、風間監督は「親指の下にある、出っ張っている部分」だと言います。インサイドで触ろうとする人が多いかと思いますが、インサイドは面です。点を触りたいなら面ではなく、点と点を合わせたほうが自然ではないでしょうか。
例えば、エレベーターのボタンを押すときに手のひらで押すでしょうか。普通は人差し指で押すと思います。手のひらでも押せますが、それだと止まりたい階とは違うボタンまで一緒に押してしまうかもしれません。ボールの点を触るために面を合わせるとしても、面の中の点に当たることになるわけで、実際には点を点で合わせています。インサイドは面といっても湾曲していますから、面を当てようとして失敗することもあります。それよりも点に点を合わせるほうが失敗は少ないと風間監督は考えています。
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