大量7得点を奪い、川崎フロンターレU-12が快勝!! 6年ぶり4回目となる全国の舞台へ/第41回全日本少年サッカー大会 神奈川県大会
2017年11月28日
大会情報取材・文・写真●山本浩之
川崎フロンターレU-12が6年ぶりに全国へ
11月26日(日)、『第41回全日本少年サッカー大会 神奈川県大会』は荻野運動公園競技場(神奈川県厚木市)で決勝があり、川崎フロンターレU-12(以下、フロンターレ)があざみ野F.C.(以下、あざみ野)を7-1で破り、6年ぶり4回目となる優勝を決めた。
前半4分に先制したフロンターレは、その3分後、あざみ野に同点ゴールを許してしまうが、「同点にされて、最初は焦りましたが、みんなすぐに落ち着くことができた」とキャプテンをつとめる5番・由井航太くんの言うように浮足立つことはなかった。
フロンターレはパスワークを中心にピッチを広く使いながら、要所要所で縦に仕かけていく。あざみ野の前線からの激しいプレッシャーにボールを失うシーンも見られたが、冷静に対処して再びボールを自分たちのものに。すると、11分、フロンターレはアタッキングサードに入ると、選手が連動してボールをつなぐだけでなく、果敢に1対1を挑むことでゴールへとつなげた。右サイドからのクロスに反応して右足を振り抜いたのは13番・岡野一恭平くん。先制点についで2ゴール目となった。
追いついたはずのあざみ野にとっては痛手となった1点。フロンターレは、すぐさまギアを上げて引き離しにかかった。縦へのボールが通るようになると、獲得した右コーナーキックからファーサイドの3番・藤野心魂くんがヘディングで決めた。フロンターレが再びリードしてから、わずか1分後のゴールだった。前半を3-1で終えたフロンターレだが、シュート数だけみてみれば、両チーム4本ずつと互角であった。
後半になると、開始早々にあざみ野がスピーディーな展開からシュートまでもっていくが、ボールはゴールポストの外側へ。フロンターレにとっては、たっぷり残り時間があるなかで、決まっていれば1点差に詰め寄られてしまっただけに肝を冷やしたであろうが、そのあとの立ち直りは早かった。時計の針は後半1分を経過したばかりである。
左サイドをワンツーで抜け出すと、ラストパスをニアサイドに入り込んだ9番・尾川丈くんが流し込んで4点目を決めると、その2分後にはカウンターから13番・岡野一くんがハットトリックを達成。5-1と点差が開き、あざみ野のプレッシャーがかからなくなってきた一方で、フロンターレはディフェンス裏に抜けだせるようになった。6分には、スルーパスを受けた14番・永田滉太朗がゴールに流し込み6-1とした。一矢報いたい、あざみ野であったが、フロンターレが動かすボールを奪うことができずゴールは遠い。
結局、15分にはフロンターレの11番・志村海里くんがダイレクトボレーで7点目のゴールを揺らし、このまま7-1でタイムアップ。フロンターレが6年ぶりに全国大会の出場を決めた。
くしくも6年前の『第35回全日本少年サッカー大会 神奈川県大会』といえば、決勝のカードは川崎フロンターレU-12対あざみ野F.C.だった。このときは、前回大会の神奈川県代表であったバディーSCが日本一になったことで神奈川県代表は2枠。決勝の勝敗に関係なく、両チームとも全国大会に出場している。その時、フロンターレは全国ベスト8まで勝ち上がっているが、今大会は更なる躍進が期待できるのではないだろうか。ぜひ、神奈川県に2つの出場枠を持ち帰ってもらいたいものだ。
■優勝 川崎フロンターレU-12 佐原秀樹監督のコメント
もちろんこの大会の試合を通じて成長したところはあったのですが、この大会の中でというよりも、これまで一年間やってきたことの集大成として結果を残すことができたのかと思います。フロンターレは、全国大会の出場は6年ぶりですが、サッカーは地域によってスタイルも変わります。ボールを大事にして、選手が関わり合いながら得点を奪いにいくスタイルが、どこまで通用するのか楽しみにしています。激戦の神奈川を勝ち抜いたフロンターレらしいサッカーを全国の舞台でも披露してくれたらいいですね。この選手たちならば、やってくれると思います。
<ジュニサカMOM>
川崎フロンターレU-12 13番 岡野一恭平くん
キャプテンの由井航太くんから「大事なところで点をとってくれるので、すごい頼りにしています!」と信頼も厚い岡野一くん。結果を出せないで苦しんだ時期もあったとのことですが、神奈川県大会では一回戦からゴールを決めて上り調子になると、決勝ではハットトリックを達成。やっぱりチームメイトにとって頼りになる存在なのです。そんな岡野一くんにとってもフロンターレのメンバーは大切な仲間たち。「一人ひとり仲が良くて楽しいチームです。みんなで鹿児島に行けるのが楽しみです」と笑顔で語ってくれました。
■岡野一恭平くんの全国大会への意気込み
全国大会では、強い相手にも通用するようなフェイントやシュートで得点を決めたい!
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