カラダを動かすエネルギー源を補充。今、子どもたちに”糖質貯蓄”が必要なわけ
2018年11月27日
コラム免疫力を保つためにタンパク質とビタミンB群を多めに
また、ジュニア世代は寝ている間も成長しますから、筋肉を作るためにも特に肉や魚などのタンパク質を多めに使った料理にしてください。タンパク質も体温をアップさせる食材なので、風邪やインフルエンザが流行するこれからの時期には、免疫力を下げないためにもとりたい栄養素です。
寒い野外での活動が増えるこれからの時期、冷えで体が縮こまると、ケガなどもしやすくなります。10月の食育連載(食育の観点から見ると「秋はデトックス時期」。冬に向けて“カラダ”を作ろう!)でも言いましたが、タンパク質の働きを助けるのはビタミンB群です。だから、タンパク質と一緒にビタミンB群も一緒にとることをオススメします。
子どもの体は、毎日の食事の積み重ねでつくられますので、大人よりももっと栄養にバランスが重要なのです。ジュニアサッカーをしている子どもたちには、特に食事のサポートが欠かせません。夕食の時には、特に小魚や乳製品などカルシウムの多い食材を使うことと良いでしょう。
カルシウムは、骨の生成に関わるだけでなく、リラックス効果があり、睡眠の質が上がるとも言われます。それからカルシウムと一緒にとりたいのがビタミンDです。カルシウムを吸収するためにはなくてはならない栄養素です。ビタミンDは魚類やきのこ類に多く含まれているので、例えばチーズなどを合わせると吸収率がより上がります。ビタミンDは日光を浴びることで体内で作り出すことができるため、「サンシャインビタミン」とも呼ばれます。
寒いこの時期にも「パワーを貯蓄」できる食べ物をとって、元気いっぱい外でプレーしましょう。
<プロフィール>
川上えり(管理栄養士)
海外プロサッカー選手の栄養アドバイスや、FCジュニオールの栄養アドバイザー。海外・国内遠征・合宿帯同や、アスリート向けレシピ制作、子育てママ向けのコラム執筆などで活動中
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