栃木SCが『プレミアリーグ U-11』初優勝でワーチャレ本大会の出場権獲得!/決勝レポート
2019年04月02日
アイリスオーヤマ プレミアリーグ U-11 チャンピオンシップ 2019取材・写真・文●加藤健一(ジュニサカ編集部)
栃木SCが初優勝!
3月31日(火)、北市川フットボールフィールド(千葉県市川市)にて『アイリスオーヤマ プレミアリーグ U-11 チャンピオンシップ 2019』の決勝ラウンドが開催。前回大会優勝のFCパーシモン(神奈川県/以下、パーシモン)と栃木サッカークラブ(栃木県/以下、栃木SC)の対戦となった決勝戦は、延長戦の末にパーシモンを2-1で下した栃木SCが初優勝を果たした。
U-11年代が参加する同大会は、20都府県でリーグ戦を実施。各都府県の上位チームが集うチャンピオンシップが30日、31日の2日間に渡って行われた。
30日の一次ラウンドをともに3戦全勝で勝ち進んだ両チーム。準決勝でパーシモンはHonda FC(静岡県)を3-1で、栃木SCは八尾大正フットボールクラブ(大阪府)を1-0で破り、それぞれ決勝戦に駒を進めた。
第1ピリオド9分、パーシモンはコーナーキックのチャンスを獲得。コーナーキックのボールはGK正面を突いたが、これをGKがファンブル。こぼれたボールが味方にあたり、オウンゴールとなってパーシモンが先制に成功した。
追い付きたい栃木SCは第3ピリオド3分、自陣からのロングボールを右サイドでおさめると、中央を駆け上がった25番・上野瑛汰くんがボールを受けて同点弾を決める。上野くんは試合後、「自分から要求してゴールを決められて、悔いのない試合にできた」と話してくれた。
試合は1対1のまま第3ピリオドを終了。大会規定により、試合は10分間の延長戦へと突入した。
栃木SCは25番・上野くんが左サイドでボールを持つと、カットインからミドルシュートを狙う。このシュートは相手DFに阻まれたものの、GKがはじいたところを19番・中島一騎くんが左足で押し込み逆転に成功した。
試合はこのまま栃木SCが逃げ切り、2-1で勝利。チャンピオンシップ初出場にして第4回大会の王者に輝いた。
4-2で勝利した一次ラウンドの松本山雅FC戦以外の4戦すべてを1点差で勝利してきた栃木SC。キャプテンの30番・野口慶くんは「苦しい試合もあったけれど、みんなで協力して、モチベーション上げて戦うことができた」と勝因を語ってくれた。
優勝した栃木SCは、8月に開催される『U-12ジュニアサッカー ワールドチャレンジ 2019』本大会の出場権を獲得。国内外の強豪クラブと対戦することとなった。
<ジュニサカMOM>
栃木SC21番・佐久間彪冴
今大会のベストGK賞にも輝いた佐久間くんは、決勝戦では相手の勝ち越しを阻むビッグセーブを見せていました。試合後は、今後の課題として「前への飛び出し」を挙げていましたが、セットプレーの競り合いでは素早い反応でピンチの芽を摘んだプレーが印象的でした。
<関連リンク>
アイリスオーヤマ プレミアリーグ U-11 チャンピオンシップ 2019
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカ公式Instagramはこちら
>>ジュニサカ公式Youtubeチャンネルはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
ニュース
フットボール最新ニュース
- 近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
- 「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
- 【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
- リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
- 前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 大阪大会】フォトギャラリー2024.03.10
- 【卒業記念サッカー大会 第17回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2024.03.09
- 【卒業記念サッカー大会第17回MUFGカップ 愛知大会】フォトギャラリー2024.03.09
お知らせ
人気記事ランキング
- 全試合日程・組み合わせ・会場一覧「JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会」
- 全試合日程・組み合わせ・会場一覧「JFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会」
- 全試合日程・組み合わせ・会場一覧「JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会」
- 「2022ナショナルトレセンU-14 後期(中日本)」参加メンバー発表!
- 本田圭佑考案の4人制サッカー全国大会「4v4 JAPAN CUP 2024」ファイナルがABEMAにて無料生中継決定!全国から総勢98チームが集結!
- 「ごく普通の選手だった」日本代表のエース大迫勇也が”怪物ストライカー”になるまで
- 子どもがプレーを「自ら決断する」意味。パルメイラスU11監督が語る指導の本質【6・7月特集】
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【東日本】
- パスやシュートばかりでドリブルしない子ども
- 走るのは速いけど、サッカーでスピードを生かせない…。そんなプレーヤーに見てほしい“スピードスター”のプレー集