前年度全国制覇の神奈川県は、マリノスとバディーが出場権を獲得/JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 神奈川県大会
2019年11月25日
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会■目次
1. 決勝レポート
2. フォトギャラリー1 決勝 横浜FM-バディー
3. フォトギャラリー2 決勝 横浜FM-バディー
4. 集合写真
5. 大会結果

取材・文・写真●山本浩之
横浜FMが4発快勝で、神奈川県王者に
11月24日(日)、「JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会」神奈川県大会が、荻野運動公園競技場(厚木市)にて準決勝と決勝が行われた。前年度の第42回大会で神奈川県代表の川崎フロンターレU-12が全国優勝を果たしたことで、今年度の神奈川県は出場枠が2つもたらされた。
したがって準決勝が全国大会出場を賭けた大一番となり、横浜F・マリノスプライマリー(以下、マリノスプライマリー)がFC中原に7-3で、バディーサッカークラブ(以下、バディー)が川崎フロンターレU-12に2-1で勝利し、全国大会の切符を手にした。
15時30分にキックオフされた決勝戦は、マリノスプライマリーとバディーが “神奈川県第1代表”の座を賭けた試合となった。立ち上がりから勢いがあったのはマリノスプライマリーだ。迫力のある攻撃を仕掛けてきた。バディーの南雲監督が「(マリノスプライマリーは)まるでラグビー・ワールドカップの南アフリカ代表のように、選手がいる中をこじ開けてくる」と例えるように、マリノスプライマリーのアタッカーは、バディーのディフェンダー陣が待ち構えていても、迷うことなく仕掛けてシュートまで持っていく力強さと個人技への自信を感じさせた。
そんなマリノスプライマリーに対してバディーも耐えたが、前半終了が迫った18分にマリノスプライマリーは13番・宮本周征くんが先制弾を決めると、その1分後には8番・竹内政一郎くんが続いた。
「先制点は縦パスの良いボールが入ってきたので、4番の真太郎(海邊真太郎くん)が、ミドルシュートが得意なので、その縦パスを真太郎に落として、自分はシュートのこぼれ球に対応しようと待っていたのですが、自分の狙い通りにボールがこぼれてきました」(13番・宮本周征くん)
「得点のシーンは、うまくペナルティエリアのボックスまで侵入することができました。狙いは自分で運んでシュートまで打つということだったのですが、うまくゴールを決めることができました」(8番・竹内政一郎くん)
マリノスプライマリーは、2-0とリードして試合を折り返すと、後半5分には右サイドを抜け出した6番・久保瑛史くんからのボールを受けた13番・宮本周征くんがバディーのゴールネットを揺らした。
「あれは、ほぼ6番の瑛史(久保瑛史くん)のゴールです(笑)。瑛史なら、あそこにいればパスを出してくれるかなと思っていました。仲間との連携があってのゴールです」(13番・宮本周征くん)
後半になっても勢いの落ちないマリノスプライマリーは、この後12分には4番・海邊真太郎くんが追加点を挙げた。
「あのときは、相手のクリアボールをブロックしていたのですが、ちょうどボールが自分のところにこぼれて来たので、思い切り振り抜いたらゴールが決まりました」(4番・海邊真太郎くん)
抜群の攻撃力を見せつけるマリノスプライマリーを相手に、なかなか自分たちの形をつくれなかったバディーは、点差を4点に広げられた直後に8番・白井誠也くんのシュートで1点を返したが、反撃もそこまでだった。結局、マリノスプライマリーが4-1でバディーを下して“神奈川県第1代表”の座を射止めた。
<優勝 横浜F・マリノスプライマリー 西谷冬樹監督のコメント>
準決勝で全国大会出場は決まりましたが、決勝戦のモチベーションとして「もし、今回が一枠だったら当然優勝しないといけよね」という話をしていますし、前々から「一戦一戦が常に決勝戦だ!」ということは伝えていました。このような決勝戦や決定戦では、先制点が大切になってくるので、そういうところを意識しながらも、大前提にあるのは、いつも通りの自分たちのスタイルでサッカーをすることなのですが、そこがうまくいきました。ベスト16の試合、ベスト4の試合で消極的なところもあったのですが、決勝戦ではうまく修正できて良かったと思います。
(このチームは)夏にブラジルに遠征をして、ブラジルの強豪チームと対戦してきました。非常に課題も感じましたが、同時に通用することも見つかって自信をつけて帰って来ました。そこからこの大会まで、もう一回、それぞれが明確になった課題に取り組んできたので、とても良い形で臨むことができました。一枚も二枚も皮が剥けて、一人ひとりがチームのために戦うことができて、逞しさを感じました。
<準優勝 バディーサッカークラブ 南雲伸幸監督のコメント>
(今年のチームは)関東少年サッカー大会にも出場できず、ちょっと嚙み合わない部分もあったのですが、いろんな大会を通じて彼らも少しずつ自信をつけて、この大会で決勝まで辿り着きました。それは選手たちが諦めないで頑張った成果だと思います。決勝戦は、戦う気持ちはあったと思いますが、体力的な部分やメンタル的な部分ですね。やはり準決勝で対戦したフロンターレさんは強いので、僕も決勝と2試合分の調整というよりは、準決勝に焦点を合わせて選手たちとやって来たというのはあります。決勝戦に入る前には「ここからは全国大会に向けてのスタートだから1試合1試合を大事にしよう」ということを伝えました。また、いろんな選手を起用して経験を積ませたいという部分もありました。ただ、そういうことを抜きにしても、本当にマリノスさんは強かったと思います。うち(バディー)が中央を固めればワイドに振るような選手がいましたし、本当に素晴らしいチームだなと思いました。今日は決勝戦に臨むマリノスの集中力の高さ、技術の高さ、体力、全てが上回っていました。うちの課題も浮き彫りになりましたので、またトライしたいと思います。

<ジュニサカMOM>
横浜F・マリノスプライマリー 13番・宮本周征くん
フォワードとしての存在感がある選手でした。守備の面でも決して手を抜かずに相手ディフェンダーを激しくチェイシングしていました。
■全国大会への意気込み
このチームでの最後の大規模な大会なので、チームのみんなでゴールを量産して優勝したいです。全国の強い相手とも試合ができるのは楽しみです。全国大会ならではの経験をたくさんしたいです。
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