親は子どものサッカーにどこまで関わるべきか?「サッカーが習い事になると難しい」佐久長聖高校女子サッカー部監督が語る

2026年03月18日

インタビュー

技術以前に問われる「基準」

――到達ラインを保護者にわかりやすく伝えるなら、どんな基準になりますか?

「そこはすごく難しいです。数字や大会の実績だけでは測れない部分が大きいからです。僕がまず見るのは、その子にとってサッカーがどれだけライフスタイルの一部になっているか。習い事のようになっていると難しいです。技術や体力が多少乏しくても、ライフスタイルとしてサッカーに取り組めている子は理想的だと思っています」

「技術面で言えば、どんな状況でも止める、蹴る、運ぶを発揮しようとしているか。体力面で言えば、走る、跳ぶといった基本的な運動機能が備わっているか」

――フィジカル面はどうでしょうか?

「僕はフィジコをやっていた時期があるんです。個人個人にフォーカスをすると、成長曲線は全然違いますよね。どこカテゴリーでもそうですが、とくにジュニア期だとその差が顕著です。だから基準のようなものを設けるのはすごく難しいですね」

「強いて挙げるとすれば、ジュニア期はコーディネーション的な、『身体を想ったように動かせるか』『きれいに走れるか、跳べるか』といったフォームやアジリティ、リズムといった部分を見ますね」

「今は運動や外遊びが日常的にできない環境の子どもも多くて、今言った最低限の運動機能が低下しているように感じます。極端に言えば、どのスポーツをやってもできるような子は伸びていきますね」

――今は個別のトレーニングやスクールも多いですが、どう見ていますか?

「僕は、親主導で与えすぎることには反対です。子ども自身が本当に欲しているならいいですけどね。たとえば『この選手に憧れているから、ドリブル塾に行きたい』とか、『このクラブのエンブレムをつけたいからスクールに通いたい』とか、そういう主体性があるなら意味があります」

「でも、親が次々に与えていくと、結局のところは習い事になってしまう。大事なのは、その子が本当に必要としていて、それを自分の生活の中に組み込めるかどうかだと思います」

※この企画は「Agency(エフ・エージェンシー)/ FIFAフットボールエージェント」の協力で行われています。
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