決勝戦で5発大勝!川崎フロンターレが2大会連続で栄冠を獲得/JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会 神奈川県大会
2018年11月26日
JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会
取材・文・写真●山本浩之
川崎フロンターレがバディーSCに5発大勝!
11月25日(日)、「JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会」の神奈川県予選は、城山陸上競技場(小田原市)で決勝があり、川崎フロンターレU-12(以下、フロンターレ)が、バディーSC(以下、バディー)を5‐0で下し、2年連続5度目となる全国大会出場を決めた。
決勝戦の舞台は、昨年4月に改修工事を終えた城山陸上競技場。張り替えられた天然芝のピッチは色鮮やかで、良好なコンディションを保っていた。選手にとっては最高の環境なのではないだろうか。
午前中は準決勝が行われ、第1試合でバディーはJFC FUTUROを相手に5-0と快勝した。フロンターレは第2試合で横浜F・マリノスプライマリーを3-1で破っている。両チームとも多彩な攻撃のパターンがあった。個人で持ち込んでシュートまで打てる力もあり、細かいパスワークで相手守備網を突破することもできる。
セットプレーのときには正確なキックや仲間との息の合ったコンビネーションがあり、泥臭いプレーでゴールに押し込む姿も見ることができた。それだけに決勝でも、両チームは攻撃的なサッカーを披露してくれるに違いない――そんな期待からかキックオフが待ち遠しく、2時間のブレイクタイムは長く感じられたものだ。
やっと14時10分を迎え、決勝の開始を告げる主審の笛が吹かれた。この後、両チームが期待を裏切ることのないプレーをみせてくれたのは言うまでもないだろう。
立ち上がりから前がかりになっていたのはバディーだった。この試合のファーストシュートを放ち、早々にFKも獲得するなどチャンスはバディーにあった。しかし、フロンターレの守りは安定しており、ボールを奪ってから攻めに転じると速い。ピッチに立つフィールドプレーヤーは、個人技を駆使してバディー陣内に攻め込むだけの力を備えている。
そのフロンターレが先制したのは前半13分のこと。CKからのこぼれ球を11番・香取武くんがゴールネットに突き刺した。この一点がフロンターレを勢いづけた。失点して動揺するバディーの隙を見逃すことなく、前線から激しいプレッシングを仕かけると、14分、15分と立て続けにキャプテンの10番・斎名優太くんがシュートを決め前半のうちに3点差とした。
後半になると、ハーフタイムを経て、気を取り戻したバディーが序盤から攻めていったが、フロンターレは慌てることなくバディーの攻撃を跳ね返していた。その結果、10分が経過してもバディーは攻めの形が作れないでいると、後半13分になってフロンターレに追加点を許してしまう。フロンターレは、CKから3番・山中大輝くんが頭で合わせゴールネットを揺らすと、さらに弾みをつけて、3分後に13番・新堀翔くんがダメ押しともいえる5点目のゴールを決めた。その後は、時間を上手く使いながら試合を進めていったフロンターレ。5-0のままで試合終了を告げる主審の笛が吹かれると選手たちに歓喜の輪が広がった。
閉会式を終えたフロンターレの選手たちにコメントをもらおうと呼び止めると、選手たちは、試合中に見せていた大人びた表情から、本来の子どもらしい表情を浮かべて対応してくれた。優勝した嬉しさもあって無邪気にはしゃぎながらも、しっかりした受け答えや気の利いたコメントを返してくれた。それぞれの個性がうまくバランスを取りながら、川崎フロンターレU-12というチームを形作っているのだろう。とても雰囲気のいいチームだった。全国大会が開催される鹿児島を舞台にどんなゲームをみせてくれるのか楽しみだ。

<ジュニサカMOM>
川崎フロンターレU-12 7番 荒井颯太くん
攻守に渡って積極的なプレーが光っていた荒井くん。俊足をいかして最後尾から前線に駆け上がるプレーは攻撃のアクセントになっていました。フロンターレの高田栄二監督は「彼は、なかなかスイッチが入らないときもありましたが、決勝戦はやってくれましたね。でも、まだまだ自分の良いところをコンスタントに出すことのできる選手だと思います」と、荒井くんの成長に期待していました。
■全国大会への意気込み
全国大会では、これまでに対戦したことのない強いチームが待ち受けていると思います。上手い選手もいっぱいいます。だから、もっとチームが一丸となってプレーすることが大切だと思います。自分の特徴はスピードのあるプレーなので、全国でも発揮して優勝を目指したいです。
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