バディが5得点で決勝戦を制す/「第12回卒業記念サッカー大会 MUFGカップ東京大会」決勝レポート
2019年02月19日
卒業記念サッカー大会 第12回MUFGカップ取材・写真・文●加藤健一
バディが5得点で決勝戦を制す
「第12回卒業記念サッカー大会 MUFGカップ東京大会」の決勝戦が17日(日)、ヴェルディグラウンド(東京都稲城市)で行われ、バディサッカークラブ(以下、バディ)が瀬田サッカークラブ(以下、瀬田)を5-1で下し、優勝を果たした。
20分×2の試合時間で行われたこの大会は、3月に小学校卒業を迎える6年生を中心としたチームが参加。前日の予選ラウンドでは24チームが8つのグループに分かれてリーグ戦を戦った。
この日は予選ラウンドを通過した8チームが決勝トーナメントを戦い、瀬田とバディが決勝戦に駒を進めた。
14:30にキックオフとなった決勝戦は、バディがGKから丁寧にビルドアップして、チャンスを作っていく。するとバディは前半12分、15分と立て続けにゴールを奪い、2-0とリードする展開で、前半が終了した。
後半に入ってもバディが主導権を握る展開は変わらず。後半8分に瀬田の連係ミスがオウンゴールを招き、その後も10分、13分と立て続けに失点。5-0で試合は終盤を迎える。
敵陣に攻め込むバディに対し、一矢報いたい瀬田は終盤、左サイドからチャンスを作り、18分に1点を返す。
しかし、瀬田の反撃はここまで。試合終了を告げる長いホイッスルが鳴り、5-1でバディが勝利を収めた。
中盤でプレーし、2ゴールを決めた6番・平野佑真くんは試合後、「今日の試合のように、中学に行っても攻守に積極的に関わっていきたい」と話してくれた。
バディは今季、3月の「NEW BALANCE CHAMPIONSHIP 2018」では中央予選大会と本大会でともに準優勝。合計4つの大会で決勝に進んだものの、優勝にあと一歩のところで涙を飲んできた。
正GKとして最後方からチームを支え続けた米谷海くんの、「NEW BALANCEでは、自分のミスで試合に負けてしまった。それでも、今日、この大会で久しぶりに優勝できたのがうれしかった」という言葉には、キャプテンとしての責任感が溢れていた。
米谷くんはジュニアユースでもバディでプレーを続けるそうで、目標を聞くと「チームを関東リーグまであげたい」と力強く答えてくれた。
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