食育はまず食材選びから。「五輪カラー+1」でみんなが好きなメニューを作ろう!
2019年06月11日
メンタル/教育ジュニア世代は、6月になると少し試合数が落ち着いてきます。スケジュールに余裕ができるこの時期に、子どもと一緒に台所に立って料理を作ってみてはいかがでしょうか。料理は段取り力や創造力が磨かれるだけでなく、家族の会話を増やし、食事の時間をより楽しく過ごすためのエッセンスとなります。6月の食育連載「親子料理で食育を楽しむ」の第1弾では「料理のやる気を引き出すコツ」や「スーパーでの食材選び」などを紹介しました。引き続き第2弾では管理栄養士の川上えり先生に楽しく食育する秘訣についてうかがいました。
構成●北川和子
【前回】忙しすぎる現代の子どもたちが食育を通じて得られる「3つの力」
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子どもの料理のやる気を刺激するコツ
「天候不良のため、今日の試合は中止になりました」
早朝に、こんな連絡が来たらどんな1日を過ごしますか? 梅雨に差しかかる6月の週末には、突然スケジュールが空くことがあるかもしれません。そんなとき、子どもたちのあり余るエネルギーをお母さんと一緒に料理することに向けさせてみてはいかがでしょうか。
6月の食育連載の第1弾では、ジュニア世代が小学生のうちから料理に慣れ親しんでおくことの重要性について紹介しましたが、今回は「どうやったら子どもが楽しく料理をできるのか」というポイントについて考えていきたいと思います。
さて、みなさんは子どもと料理をする機会がありますか?
お母さんたちに話を聞くと、「どうやって料理を教えたらいいのか分からない」「忙しくてなかなか時間がない」といった声が聞こえてきます。2017年にワーキングマザーを対象に行われた調査によれば、子どもと一緒に家事(料理を含む)をしない理由としてあがっていたのが、「自分でやったほうが早い」「子どもにやらせると自分の負担が増える」「子どもがやるとイライラする」といった理由でした。
※「子どもの家事参加実態調査」(参照=大和ハウス工業株式会社)
確かに子どもが大人用の包丁を持ち、危なっかしい手つきで野菜をスライスする様子は目を離せず、その間、家事をする手が止まってしまいます。慌てているときにはイライラして「早くして」と言いたくなることもあるでしょう。「料理を手伝わせたいけれど、手伝わせるための負担は極力減らしておきたい」というジレンマは、多くの子育て中のお母さんが抱える悩みかもしれません。そこで、私からの提案は、子どもが安全に使いやすい道具を用意してみることです。
例えば、包丁やピーラー、まな板やエプロンなど“自分専用”のものを100円ショップなどに行って買ってあげると、喜んで調理を楽しむようになるかもしれません。高価なものでなくていいので、できるだけ子ども用に道具をセレクトしてあげると、料理をするモチベーションがアップしますし、より楽しく取り組むことができると思います。
料理の中で子どもが好きな工程は、タマネギのみじん切りをする、レタスをちぎる、ピーラーでジャガイモの皮をむく、肉を焼く、大根をたっぷりすりおろすなどの工程です。慣れてきたら、普段の料理づくりの強い味方になってくれるのではないでしょうか。
ここで肝心なのが献立ですが、できるだけ子どもが好きなメニューを選んであげることをお勧めします。親子でテンションが上がるメニューが理想的ですよね。参考までに、日本生協連が行った「小中学生のお手伝いに関する調査」(日本生活協同組合連合会)の、親が子どもと一緒に作りたいメニューが次のランキングです。
1位=カレー
2位=ハンバーグ
3位=餃子
※「小学生が好きな食べ物ランキング」(株式会社ぐるなび)
また、小学生が好きな食べ物についてのアンケート調査においても、1位がカレーライスでした。カレーは、ひとつの鍋で簡単にでき、なおかつ親子の「好き」が一致しやすいメニューと言えるのではないでしょうか。
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