ビタミンが摂れて“疲労回復”にも最適/冬に食べたい豚肉を使ったメニュー
2019年12月10日
フィジカル/メディカル12月の食育連載のテーマは「試合から逆算したタンパク質の取り方」です。1週間の活動内容を踏まえながら、夕ご飯の主菜をどのように決めていったらいいのかを解説しました。今週のメニューは、サッカーの試合を終えた後の「疲労回復」を目的とした豚肉を使ったメニューをご紹介します。クタクタになった体にエネルギーをしみ渡らせる「豚肉のミルフィーユ煮」です。
監修●川上えり/構成●北川和子/

12月の食育レシピ第一弾「豚肉のミルフィーユ煮」
<材料> 4人分
豚薄切り肉 400g
白菜 1/4株
ニンジン 1本
ブロッコリー 1/2株
水 300ml
粉末コンソメ 小さじ4(キューブの場合は2個を砕いて使用)
塩コショウ 少々
塩
<作り方>
1.白菜1/4株は芯つきのまま丸ごと流水で洗う。ニンジンはピーラーで薄くスライスする
2.白菜に豚肉とスライスしたニンジンを挟み、ミルフィーユのように重ねていく
3.具を挟んだ白菜を葉の先端から5㎝くらいの幅にカットし、鍋に敷き詰めていく
4.具材が入った鍋に水、コンソメを入れて火をつけたら、中火で煮る
5.火が通ったら、塩コショウで味を整えて皿に盛り、塩ゆでしたブロッコリーを飾って完成
<ポイント>
活動後の筋繊維を修復するためには、「タンパク質」とともに「ビタミンB群」「ビタミンC」を積極的に体の中に取り込んでいきましょう。豚肉には、疲労回復を促すビタミンB群が豊富に含まれています。加熱したたっぷりの野菜のビタミンC と一緒にとりましょう。白菜に具材を挟んでからカットすることで、切り口が美しくなります。たっぷり作って「鍋料理」として家族で囲むのもいいですね。

>>12月の食育連載・レシピ編の第二弾は「12月17日(火)」に配信予定
【プロフィール】
川上えり(管理栄養士)
海外プロサッカー選手の栄養アドバイスや、FCジュニオールの栄養アドバイザー。海外・国内遠征・合宿帯同や、アスリート向けレシピ制作、子育てママ向けのコラム執筆などで活動中。
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