「いいサッカー選手」は「自分の範囲」が広い。成長の可能性を狭めかねない既成概念とは?
2022年12月03日
育成/環境サッカースクールmalva(以下、マルバ)の浅野智久代表へのインタビュー第1回では、サッカーに必要な感覚の磨き方を訊いた。第2回ではそれをさらに掘り下げ、「いい選手」の素養に話が及んでいる。そして、強豪クラブを次々と倒して優勝したU-12 ジュニアサッカーワールドチャレンジでは、既成概念にとらわれないチーム作りを実践したという。
【第1回】マルバが求めるピッチでの「感覚」とは? サッカースクールが11人制で全国優勝できた理由
インタビュー・文:加藤健一(ジュニサカ編集部)
「いい選手はプレーエリアが広い」
――準決勝の湘南ベルマーレ戦で、「40メートル」という言葉を何度か発していました。
「小学5、6年生くらいになると、自分の影響力がどれくらいあるかという話をします。せめて40メートルは自分の範囲にしたいと思っています」
――「自分の範囲」とは何ですか?
「いい選手はプレーエリアが広いんですよ。ドリブルで40メートルは運べるとか、40メートルは狙ってパスを通せるとか、いろんな40メートルがあると思うんですよ」
「(イングランド)プレミアリーグを観ると、1人の幅が広いんですよ。1人で守れるエリア、シュートのレンジ、パスの範囲。すべてが大きい」
――たしかにそうかもしれません。日本はそれが狭いということですか。
「どのチームというわけではなく、5メートルくらいしか幅が無くて、11人でエリアを守っているみたいなサッカーが多い。日本のサッカーって大人でも小さいイメージがあって、それも世界に通用しない理由の1つなのかなと思いますね」
「システムみたいな概念って、こうやって守ったらいいよねというところから生まれたと思うんですよ。それでトップ下とかボランチのようなポジション、役割が生まれた。そういう“人間が作り出したもの”にとらわれ過ぎてしまっているのかもしれません」
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