【バーモントカップ 第25回 全日本少年フットサル大会】 全国決勝大会 取材日記④『北国のチームにとって、真夏のバーモントカップとは?』
2015年08月15日
バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会(文・写真●山本浩之)
北国のチームにとって、真夏のバーモントカップとは?
バーモントカップ4度目の挑戦で、初めての決勝ラウンド進出となったのが、青森県代表の青森フットボールクラブU12。
「みんな一生懸命プレーをするので、誰が試合に出ても全然変わりません。そして、どんなときでも、決して諦めないでプレーをし続けることのできるチームです」と言うキャプテンの田澤夢積くんの言葉通りの好チームです。
ゴールを守る工藤真郁くんも「1点差まで追いつかれた試合もあってプレッシャーもあったけれど、乗り越えることができました」とバーモントカップで経験値を高めることができたようです。
青森フットボールクラブのような北国のチームは、例年、11月から4月までは降雪のため屋内の練習が中心になってしまうだけに、子どもたちにとっては真夏のバーモントカップよりも、夏休みは青い空の下でサッカーを楽しみたい気持ちもあるようです。
でも、「たしかに、この時期は屋外で思い切りサッカーをさせてあげたいとは思いますが、夏にフットサルに取り組むことによって、味方との連携も良くなりますし、フットサルはサッカー以上に試合中の選手交代ができますので、大会を通じて、すべての選手に試合を経験させることができ団結力も強くなります。これから、まだ11月までは外でサッカーをすることができるので、バーモントカップでの経験が、このチームの強みになってくると思います」と伊藤豪監督は、『真夏のバーモントカップへの挑戦‼︎』の意義を教えてくれました。
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