【第39回全日本少年サッカー大会】兵庫県大会 決勝フォトレポート&大会結果「兵庫FCが2年ぶりの全国大会への切符を獲得」
2015年11月26日
大会情報兵庫FCが2年ぶりの全国大会への切符を獲得
(文・写真●雨堤俊佑)
11月21日、第39回全日本少年サッカー兵庫県大会決勝が、みきぼうパークひょうごで開催された。
兵庫FCとセンアーノ神戸ジュニアが顔をあわせた決勝戦。共にシードチームとして、3回戦から準決勝までの3試合を勝ち抜いてきた。兵庫FCは長身でスピードも兼ね備えた三枝虎太郎くんを中心にシンプルにスペースを突く、スピード感のある攻撃を仕掛ける。対するセンアーノ神戸ジュニアは最終ラインの和田健士朗くんを起点にボールをつないで、攻撃を組み立てる。
互いのスタイルが発揮される中、先制点が生まれたのは8分。兵庫FCの久世一慧くんが蹴った左CKを加古圭祐くんが押し込んだ。その直後にも三枝くんがGKを交わしてシュートを放つが、相手選手の好カバーに阻まれてしまう。センアーノ神戸ジュニアも12分に宗村直哉くんがクロスバー直撃のミドルシュートを放って反撃開始。22分には、後半開始から投入された三島朋也くんがエリア外から右足を一閃。今度はポストに阻まれたが、同点弾の予感を漂わせる。しかし、次にネットを揺らしたのは兵庫FCだった。27分、久世くんがミドルシュートを決めてリードを広げると、その後もカウンターからチャンスを作り出し、終了間際の40+1分には田中隼哉くんがダメ押しゴールを決めて試合終了を迎えた。
兵庫FCは加古くんや佐野竜眞くんを中心に、今大会無失点という固い守備を披露。中盤でも宮内優人くんが攻守に存在感を放って、全国大会への出場権をつかんだ。キャプテンの三枝くんは「2年前のベスト8よりも上へ行けるようにしたい」と意気込む。惜しくも敗れたセンアーノ神戸ジュニアだが、キャプテンの大野晟嗣くんが「最後まで勝利を諦めずに走り続けることができた。何よりサッカーを楽しんでやれました」と話したように、リードされても笑顔を失わずに健闘を見せた。
■兵庫FC 永松和紀監督のコメント
1点目は身体のどこかに当たって入ってラッキーだった。逆にあそこから固くなったが、いい時間で追加点が取れた。相手はパスをつないできたが、食いつかなければやられることはない。後半は攻めさせて、ボールを奪ってカウンターを仕掛けることができた。今年の途中から、選手同士で話ができるようになってきた。ゲームの中で、どう対応していくのかを自分たちでやろうとしている。真面目で頑張れる子が多いチーム。全国大会では上位を目指したい。
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