【第39回全日本少年サッカー大会】長崎県大会 決勝フォトレポート&大会結果「V・ファーレン長崎が創設5年目で初の全国大会出場を果たす!!」
2015年11月25日
大会情報V・ファーレン長崎が創設5年目で初の全国大会出場を果たす!!
(文・写真●太田黒航一)
11月23日(月・祝)、「第39回全日本少年サッカー大会 長崎県大会」に、J2に所属するV・ファーレン長崎のホームスタジアム長崎県立総合運動公園陸上競技場で決勝戦が行われた。決勝に勝ち進んだのは、V・ファーレン長崎と雲仙エスティオール。
試合序盤は両チームともに、ボールをつなぎながらシュートまで持ち込み、一進一退の試合展開となる。前半12分までは、お互いが5本づつシュートを打つも無得点。
試合が動いたのは前半13分。左コーナーキックを得たV・ファーレン長崎の9番.平野裕也くんが、右足でカーブをかけて直接ゴールを決めて先制点をあげる。
その後はV・ファーレン長崎のペースとなり、10番中島聖翔くんを起点にテンポよくパスをつなぎゲームを支配していく。そして、迎えた前半19分、 11番・小西龍馬くんが追加点をあげ、V・ファーレン長崎が2点リードで前半を終えた。
後半に入り、雲仙エスティオールも攻勢に出る。ロングボールで前線の9番・高木快くんへつなぎ、ゴールを狙っていく。後半3分には、高木くんが強烈なシュートを放つが、V・ファーレン長崎のGK池田航陽くんがナイスセーブをしゴールにはならなかった。しかし、後半12分に雲仙エスティオールの7番・田中悠斗くんが見事なミドルシュートを決め、1点差に詰め寄る。
それでもV・ファーレン長崎は前半と変わらず、自分たちのポゼッションサッカーでチャンスをつくり、後半14分には平野くんがDFの裏に抜け出し、今大会9得点目となるのゴールをあげ、ふたたびリードを広げる。
一方、雲仙エスティオールも後半17分にコーナキックのこぼれ球を高木快くんが押し込み1点差に追いついたが反撃もここまでとなった。
3-2で競り勝ったV・ファーレン長崎が勝利し、創節5年目で初の全国大会出場の切符を手にした。
■V・ファーレン長崎 枝折祐紀督のコメント
子どもたちが頑張ってくれ、創設5年目で全国大会に初出場することができて非常に嬉しいです。今日の勝因は、前半の守備が光ってた所が良かったと思います。この大会を通して、一発勝負のトーナメントは、「攻撃が良くても守備がおろそかだとやられる」と思ったので、守備を常に意識させて試合に臨みました。これまでの試合も、しっかり守備をして、相手が嫌になった所を高い位置でボールを奪えて得点が取れていたので、今日もそれができていたのが勝ちにつながったと思います。全国大会では、1戦1戦、V・ファーレン長崎らしく戦って、一つでも上へ行けるように頑張りたいです。
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