お父さんコーチ必見!! “サッカー初心者”も基礎を一から学べる『大人のサッカー教室』とは

2017年03月17日

インタビュー

「中学校の体育の授業でしかサッカーボールに触ったことがない」。そんな“サッカー初心者”の大人が集まるサッカー教室がある。なぜ今までサッカーをプレーしたこともない人たちが大人になってサッカー教室に通うのだろうか。今回は、2002年の設立から登録会員数2400人になる『大人のためのサッカー教室』代表の小林ヒロノリ氏に話を伺った。

取材・文●ジュニサカ編集部


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――どのような方が、こちらのサッカー教室に通われているのですか?
 
 20代前半から60代後半まで、幅広い年代の方が参加されています。サッカー経験は様々で、体育の授業でしかボールを蹴ったことがない方から、部活経験者まで様々です。

 私たちのサッカー教室では、レベルと曜日でクラス分けをしていますので、皆さんがそれぞれのレベルや目的に合わせて、楽しく真剣に取り組んでいます。女性会員も頑張っておりまして、フットサルの女子クラスにもたくさんの方が通われています。
 
 入会される方の動機はさまざまで、「昔からサッカー・フットサルをしたかったがチャンスが無かった」という方、「職場や仲間のフットサルチームに入ったが、悔しい思いをしたので」という方、そして「子どもがサッカーを始めたが、子どもに教えられない。お父さんコーチを頼まれたが未経験なので困っている」という保護者の方。入会者の中でも、お父さんコーチの比率は高く、何年も継続されている方が多い印象です。
 
――その中で、お父さんコーチの方は初心者ですか?どのような悩みを持たれていますか?
 
 プレーヤーとしてのレベルは、本当にまちまちです。お父さんコーチの受講生は、かなり真剣に取り組んでおられます。
しかし「子どもに負けそうなので、父親の威厳を取り戻したい」「トレーニングメニューが分からない」「子どもにどのような指導、声掛けをすればいいのか分からない」「自分が蹴れないので、技術指導のポイントが分からない」など、悩みは多いようです。
 
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――このような悩みを解決するための指導をされているのですか?
 
 教える内容はクラスによってまったく違います。初心者クラスでは、ボールを真っすぐ蹴るためのポイントを6週間かけて取り組むクラスもあります。ある程度レベルが上がってくれば、個人戦術、グループ戦術の指導にも入ります。サッカーに必要な筋トレだけをするフィジカルクラスもあります。
 
――大人になってからサッカーを始めてもなかなか子どものように上手にはならないのでは?
 
 それは、まったくの認識不足かと思います。子どもと比べて、時間はかかりますが、大人になってから始めても必ず上達します。子どもに対する指導で大切な考え方として、「子どもは小さい大人ではない」という考え方がありますよね。それぞれの発達に合わせた指導をすべきだという考え方です。
 
 私たちは、大人に特化した指導をモットーにしています。言い換えるなら、「大人は大きい子どもではない」です。大人がどのようにすれば上達し、これからの長い年月サッカーやフットサルを真剣に楽しむ。そのお手伝いをするのが、我々の使命だと捉えております。
 
――3カ月、半年でどの程度上手になるのでしょうか? 小学年低学年を指導できるぐらい? 仲間内のフットサルチームでプレーできるぐらいでしょうか?
 
 もちろん、そもそもの運動能力や通ってくださる頻度によっては、かなりの個人差があります。それでも、半年通っていただければ、仲間とフットサルをプレーする時に、恥ずかしくないレベルにはなります。小学生の前で、止める、蹴る、運ぶのデモンストレーションも、ある程度は出来るかと思います。
 
 ただし、フットボールの世界は奥が深いものです。中には、10年以上通い続けてくださる受講生の方が何人もおられます。お父さんコーチだったはずですが、子どもが卒業・サッカーから離れても通っておられます。皆さん、自分の居場所を見つけ、第2の青春を楽しんでおられるようです。
 
「大人のためのサッカー教室」
http://otonano.biz/
 

 

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