腕の使い方次第でプレーの幅が広がる!! ポール・ポグバのプレーに見る腕の重要性
2017年09月07日
サッカーエンタメ最前線一昨年ユベントス(イタリア)から莫大な移籍金でマンチェスターユナイテッド(イングランド)に移籍したポール・ポグバ。彼は相手に猛烈なプレスをかけられてもボールを奪われることはほとんどありません。なぜ簡単にボールを取られないのでしょうか。それは、強靭なフィジカルを生かすだけでなく、腕を上手く使っていることが大きな要因となっていました。今回はポグバのプレーから腕の使い方の重要性について紹介します。
文●中澤捺生 写真●Getty images
(写真●Getty Images)
高い身体能力だけでなく腕を上手く使ってプレーしているポグバ
相手からボールを奪われないためには、何が必要なのでしょうか。強いフィジカルや足元の技術はもちろん大切ですが、”腕を上手く使う”こともボールを奪われない為のひとつのテクニックではないでしょうか。
マンチェスター・ユナイテッドで主にボランチでプレーをしているポグバ。パスを受けた際に相手が猛烈なプレスをかけてきても、柔らかいボールタッチで相手をかわしたり、強靭なフィジカルで相手を跳ねのけ上手くボールを守ります。このようにポグバがボールを奪われることが少ないのは、ただ高い身体能力を生かしているだけでなく、腕を上手く使ってボールキープをしているからなのです。
≪ポール・ポグバのプレー集≫
動画で見ると分かるように、ボールを持ったポグバは、左からディフェンスが来た場合は”左手”を右から来た場合は”右手”を軽く当てて相手を跳ねのけ、ボールを上手く守ったり、ドリブルのコースを作ります。このように、腕を上手く使ってプレーする選手はポグバだけではありません。日本人選手のなかにもポグバのように腕を上手く使ってプレーする選手がいます。
その選手とは、8月31日(木)に行われた『2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選』オーストラリア戦で日本代表を6大会連続W杯出場へ導く貴重な追加点を挙げた井手口陽介選手(ガンバ大阪)です。
1点リードで迎えた後半36分。原口元気選手(ヘルタ・ベルリン)から左サイドでボールを受けた井手口選手はドリブルで中に切り込みました。オーストラリアのディフェンダーが付いてきましたが左腕を使い相手に守備をさせなかったことで、シュートスペースができ、右足を豪快に振りぬくことができました。
サッカーは足元の技術がすべてではありません。腕(身体)の使い方ひとつでボールを奪われることを防ぎ、シュートスペースを作ることができます。彼らのプレー動画を見て腕の使い方を勉強してみてはいかがでしょうか。このテクニックを覚えることでプレーの幅(選択肢)が広がると思います。
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