LESSON5 ハーモニー体操<応用編> 骨盤の前後を動かし股関節を楽にする動き

2013年06月03日

コラム

骨盤は股関節と背骨を内包する人間の体の下半身と上半身をつなぐ要の場所です。骨盤の動きは自動的に足や背中の動きに影響します。つまり全身に影響するのです。やわらかく動かすことで体全体をすばやく楽に動かせるようになります。

◆目的
骨盤の前後の動きから股関節と背骨をよくし、すばやく楽に動かせるようにしましょう。

◆行い方
①イスの少し前側に座って、動かす前に体の観察をします。足裏、お尻が床やイスにどうついているかに意識を向けます。

②息を吸いながら骨盤を前に転がし、軽く上を見上げます。次は息を吐きながら骨盤を後ろに転がし、おヘソをのぞき込むように軽く背中を丸めていきます。骨盤を転がしながら背骨をやわらかく楽に動かしたり丸まったりします。呼吸も楽にして3回ほどくり返します。

③終わったらイスに座ったまま休みます。休みながら足裏やお尻に意識を向けて変化があるか?観察します。

④今度は、右手は右ヒザ、左手を左ヒザの上に置き、両ヒザを開いたり、閉じたりします。股関節周辺を楽にして、足裏もやわらかく床の上で転がしながら行います。呼吸も楽なまま、自然にお尻が後ろに転がるのを感じるかもしれません。

⑤3回楽にくり返したら休みます。

⑥次は先ほどの②と④の動きを合わせます。息を吸いながら骨盤を前に転がし、両ヒザを開きながら楽に天井を見上げます。息を吐きながら骨盤を後ろに転がし、両ヒザも閉じながら背中を丸めます。無理のない動きで体のつながりを意識してみてください。呼吸を反対にしてもできますか? 息を吸いながら丸まったり息を吸いながら伸びたりします。

⑦終わったら体の観察をします。足裏、ヒザ、股関節・おしり・背骨の感じに違いがあるか見てみましょう。

◆ワンポイントアドバイス
手で両ヒザを広げるのではなく、息を吸いながら骨盤を「楽に」に前に転がそうとすると開きます。息を吐きながら骨盤を後ろに転がし、背中が丸くなると一緒にヒザが閉じます。体のつながりを感じてみてください。

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