スペースはどう生かす!? 世界トップ選手から学ぶ「オフ・ザ・ボール」と「ワンツー」
2018年02月05日
サッカー練習メニュー
(写真●Getty Images)
サッカーはゴールを奪い合うスポーツ。そのゴールを奪うためにも「スペース」を上手く使えるかが、得点機会を作るうえでも重要になってきます。世界トップクラブの選手は「スペース」でボールを受けるために、どのように動き、どのような仕掛けをしているのでしょうか。世界トップクラブのトレーニングから紹介します。
フランス代表
(フランス代表公式YouTubeチャンネル)
1分53秒~のシーンに注目してみてください。右サイドでボールを持ったフランス代表の選手が中央にいたアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)にパスを出し、ワンツーを仕掛けました。グリーズマンが自らシュートを打ったため、パスを出した選手はボールを受けることはできませんでしたが、「スペース」を使うためにもワンツーで仕掛けることは重要です。マークについていたディフェンダーはパスを出された選手に気を取られ、”ボールウォッチャー”になることもあります。マークについていた選手の目がボールホルダーに向いた瞬間に裏のスペースを突けば、マークを外せる可能性も高まります。ゴール前のスペースを生かしたいときにワンツーを仕掛けてみてはいかがでしょうか。
レアル・マドリー
注目してほしいプレーは20秒~32秒のシーン。ルーカス・バスケスがゴールを決めた場面です。バスケスの動きを見てみると、パスを受けるときに、少し外に膨らんで走っていることが分かります。もし、膨らまずに真っ直ぐそのまま走って、パスを受けていたら、ディフェンダーに詰め寄られてブロックされるか、ゴールキーパーにセーブされていた可能性があります。しかし、少し膨らんで走り込み、ディフェンダーとの距離を広げ、シュートを打てるスペースを作ったため、トラップは少し大きくなりましたが、シュートを打つことができました。このようにシュートを打つスペースを作るために、膨らんで走り込むことはゴールを決めるためにも重要な、オフ・ザ・ボールの動きです。
>>ジュニサカ公式facebookはこちら
>>ジュニサカ公式Twitterはこちら
>>ジュニサカ公式Instagramはこちら
>>ジュニサカ公式Youtubeチャンネルはこちら
>>ジュニサカオンラインショップはこちら
カテゴリ別新着記事
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.05.21
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.05.21
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.05.21
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.05.21
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.05.21
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- FCポルタ、デサフィオC.F、武生FCブルーキッズらがラウンド16進出!【JFAバーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会】
- 全試合日程・組み合わせ・会場一覧【第56回全国中学校サッカー大会】
- 全試合日程・組み合わせ・会場一覧【JFAバーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会】
- FCトリアネーロ町田、京都長岡京SS、ともぞうSCらが2連勝スタート!【JFAバーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会】
- トリアネーロ町田、マルバ千葉、TSAフットサルスクール、リオンJr.が準決勝進出!【JFAバーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会】
- マルバ千葉fcがFCトリアネーロ町田を下し優勝を飾る!【JFAバーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会】
- マルバ千葉fc、リオンジュニア、TSAフットサルスクールらが準々決勝に駒を進める【JFAバーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会】
- マルバ千葉fcとFCトリアネーロ町田が決勝の舞台で激突【JFAバーモントカップ 第35回全日本U-12フットサル選手権大会】
- 判断は“頭”でするものではなく“感情”でするもの。元フットサル日本代表監督の言葉から紡ぐ「すべてを出し切る指導」の真意
- 指導者が熱心でないのでクラブを辞めさせたい