ただ動くだけではダメ!? 味方をフリーにするための追い越す動きとは
2018年04月16日
サッカー練習メニューグランド中を縦横無尽に駆け回って一生懸命動くことはとても重要なことです。しかし、何も考えずただ動くだけでは体力の無駄遣いになってしまいます。どのように動いたら味方に付いていたマークを引きつけて、味方をフリーにすることができるのかを考えながらプレーすることができるようになると、質の高い動きにつながります。そこで今回は、味方をフリーにするための追い越す動きを海外トップクラブの練習動画を参考にして考えてみましょう。
(写真●Getty Images)
バルセロナ
(バルセロナ公式インスタグラム)
この動画では左サイドでボールを受けた選手が中にボールをトラップして、シュートを打つという一連の流れを見ることができます。注目して欲しいのは左サイドで選手がボールを持ったときに、彼の左側を回り込んで追い抜いく選手の動きです。ただ味方がドリブルで仕掛けているのを見ているだけではなく、追い越す動きをすることによってマークを引きつけることができます。
ドルトムント
(ドルトムント公式インスタグラム)
この動画は味方を追い越す動きがとてもわかりやすいです。左サイドで受けた選手が相手との駆け引きをしているときに、フィールドの中央から左サイドに駆け上がっている別の選手の動きに気づくことができます。この選手の追い越す動きによって、相手DFは完全につられてしまい、ボールを持っていた選手がドリブルで中に切り込むことを可能にしていたことがわかります。
エバートン
(エバートン公式インスタグラム)
エバートンの動画では味方にパスコースを作るための追い越す動きを見ることができます。パスコースがなくボールをキープしている味方の選手がいるときに、その選手を追い抜くことによってパスの選択肢を増やしています。外から追い抜くことにより、中で守っているDFは少し外にポジショニングをすることを求められます。その際にできた中央のスペースをうまく使って崩していることがわかります。
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