ポジショニングの次は「構え」。状況に応じて使い分けたい、GKの基本的な4つの“姿勢”
2018年08月03日
コラム前回(GKの最適なポジションはどう決まるのか? 重要な”4つのスピード”とは)は、GKの最適なポジショニングについて説明しました。正しいポジションを取ったら次に重要になるのが「構え方」です。サッカーは常に状況が変化しています。GKも様々なシチュエーションに応じて、構え方を変えていく必要があります。そこで、今回はGKの構え方について紹介していきます。
文●川原元樹 構成●清水英斗 写真●佐藤博之、Getty Images
『ドイツ式GK技術革新 GK大国に学ぶ「技術」と「理論」』より一部転載
GKにとって正しい構え方とは
ゴールディフェンスで正しいポジションを取ったら、次は構えです。GKの『準備』は、正しい構え方も大切になります。どのように構え、アプローチ、アクションとつなげて行くのか。
私はGKの構え方に原則を持ってはいますが、骨格や筋肉の付き方、プレースタイルによって、正しい構え方はそれぞれ異なります。それを前提としつつ、私はGKの基本的なシュートへの構えを次の4つに分けています。
●高重心
●中重心
●低重心
●ブロック構え
大事なことは、状況に応じて構えを使い分けることです。ゴールディフェンス時のGKの適切な構えを決める要因は何だと思いますか?
いちばん大きな要素は、ボールホルダー(ボールを持っている相手)との距離です。次に角度が影響します。角度がなければシュートコースは狭くなり、構え方が変わります。その次はボールホルダーへのプレッシャー。前にDFがいて、すぐにでも足を出せそうか。
DFによってコースが限定されているかどうかも、シュートに対する構えに影響します。そして、ボールホルダー自身の状況。どういう身体の向きで、どういう動きをしているのか。外に行こうとしているのか、中に来ているのか、それともゴールに向かってドリブルして来るのか。それも構え方に関わってきます。
お気づきかもしれませんが、これらの構え方を判断する要素は、ポジショニングとよく似ています。構えとポジショニングは、ベースの部分で密接に関わるため、私はこの2つをセットで、GK戦術にカテゴライズしています。構えは技術的な要素ですが、私は状況判断を伴う戦術の一つとして考えています。
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
フットサル日本女子代表、タイ遠征参加メンバー発表!2025.04.01
-
なでしこジャパン(日本女子代表)、国際親善試合に臨むメンバー発表!2025.03.31
-
U-17日本代表メンバー発表!【AFC U17アジアカップ サウジアラビア2025】2025.03.19
-
サッカー日本代表メンバー発表。上田綺世や伊藤洋輝が復帰!【FIFAワールドカップ26アジア最終予選】2025.03.14
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- なでしこジャパン(日本女子代表)、国際親善試合に臨むメンバー発表!
- 日本代表新監督はどんな人物? ハビエル・アギーレの取り扱い説明書
- ポジションが変わらない息子
- U-17日本代表を率いる吉武博文監督に聞く! 「蹴る」技術の重要性【後編】
- 中学生から本格的に始めたGKという世界。日本の守護神・川島永嗣選手が語る、自身の半生とは?
- 「どんな監督にも評価される選手を育てたい」。本田圭佑選手や宇佐美貴史選手の恩師が語るG大阪の育成論
- 【ジュニア 部員募集】FC杉野学園(東京都)
- “神童”と呼ばれたFC東京・品田愛斗「小学生のうちにやらないといけないことは人それぞれ」/ユースプレーヤー成長記
- 反復練習に時間を費やす必要はない。 戦術理解を養う「止める・蹴る」の指導法とは
- 土日でたまった疲労を回復!「疲れを残さない」食事メニューで全力サポート