【バーモントカップ第23回全日本少年フットサル大会】山梨県大会レポート&結果

2013年12月03日

バーモントカップ第23回全日本少年フットサル大会

山梨県はKOUFU LEGEND’Sが初優勝を飾る!!

11月30日(土)、山梨県甲府市の小瀬スポーツ公園体育館にて「バーモントカップ 第23回全日本少年フットサル大会 山梨県大会」の決勝があり、KOUFU LEGEND’S(以下、レジェンズ)が七本杉フットサルクラブU-12(以下、七本杉)を8-2で下し、全国決勝大会への出場権を獲得した。

決勝はジュニアの試合としては珍しく、20時10分と遅い時間のキックオフだったが、両チームとも準決勝の1試合を消化しただけなので、万全なコンディションで決勝に臨めたのではないだろうか。試合は10分間(前後半各10分間)のプレーイングタイムで行われた。

試合が動いたのは、前半2分のこと。レジェンズはセットプレーからのボールを8番・小林優樹くんが流し込み先制に成功する。攻撃の口火を切ったレジェンズは、4分までに3-0と七本杉を突き放すと、5分に1点を返されるものの、前半を5-1と有利な展開で終えた。

後半になっても攻撃の手は緩まず、12分、16分、17分と七本杉のゴールネットを揺らした。8-1となって残り時間もわずかになったとき、七本杉も粘りをみせ1点を返すが、やがて、残り時間を示す掲示板が「0:00」となり、レジェンズの初優勝が決まった。

「決勝ではベンチからも声がでていてチーム全体に一体感がありました。だから、みんなで掴んだ優勝という気がします!」試合後、レジェンズのゴレイロとして活躍した1番・佐藤仁宣くんは笑顔を見せた。

8-2と大差で優勝を飾ったレジェンズだが、ただ、ひとつ気になったのは、ゴールクリアランスからの展開に苦戦していたことだ。攻撃に結び付けることができず、相手ボールとなることが多かった。「普段はフルサイズのフットサルコートを使っているので、そこではプレスを掛けられても回避できていたのですが、狭いコートに慣れていなかった」と飯室コーチは言う。決勝大会も、現時点で発表されている実施要項(案)では32m×18mのスモールサイズコートとなっている。

だが、そんな心配も無用かもしれない。レジェンズの登録選手は、Uスポーツクラブとヴァンフォーレ甲府U-12に所属している選手で構成されている。今年度の「全日本少年サッカー大会 山梨県大会」の決勝で対戦した両チーム。きっと、選手たちは、大舞台での経験値と練習量に裏打ちされた確かな技術で、与えられた課題を克服するのではないだろうか。サッカーではライバル同士だが、レジェンズでは優勝を誓った盟友となり全国決勝大会に臨むことだろう。

■優勝 KOUFU LEGEND’S・飯室拓也コーチのコメント
子どもたちは、みんなサッカークラブとの掛け持ちなので練習日程がきつくて大変なのに、休まずに練習に励んでいました。こうした年間を通して努力してきた部分が、優勝という結果に繋がったんだと思います。決勝大会までは、そんなに時間がありませんが、これまでに練習して培ってきたことを信じて、さらに精度をあげていけるようにしたいと思います。

(文・写真●山本浩之)

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