LESSON2 ハーモニー体操<基本編> 膝を回しながら股関節の緊張をとる動き

2013年03月08日

コラム

サッカーではよく使われる股関節。今回はこの股関節の緊張をとる動きを紹介していきます。

◆目的
仰向けになってひざを回す動きは、足首、股関節、骨盤、腰から背中にかけての緊張を緩和します。サッカー選手の動きのなかで股関節周辺を緩めて使うことは、多くのケガの防止になります。

◆行い方
①床に仰向けになって、自分の体の右側と左側が床にどんな風についているかを観察します。床についている部分とついていない部分の差を感じてください。

②そして、両膝を立てます。両手の指を組んで右膝を抱え、お皿の部分が小さい円をきれいに描くように膝を回していきます。

③7周ぐらい回したら、一息ついて逆回しを行います。床の上で、膝の動きに合わせて骨盤や背中にどんな動きがあるか観察してみましょう。

④逆回しが7回終わったら足を伸ばして休みます。体と床の接地面に変化があるか観察します。

⑤次にもう一度、両膝を立てて、両手の指を組んで右膝を抱えます。右膝が右肩の方向に近づくように動かしていきます。強引にグイグイとはやらずに、左足のつけ根がゆっくりと広がるような感じで動かします。

⑥動きに慣れてきたら右肩の外側に向けて右膝を動かしていきます。そのとき右側に体を転がすように楽に動かします。

⑦終わったら足を伸ばして休みながら、左右の体の接地面に意識を向けます。

⑧もう一度両膝を立てて、今度は左膝を抱えて、②と③を行います。終わったらもう一度体と床の接地面に意識を向けましょう。

◆ワンポイントアドバイス
膝を回すときは、腕だけなく、骨盤から背中を一緒に動かしてみてください。小さいきれいな円を描くイメージで。膝を肩の外側に近づけるときは、体を横に転がすことで、楽に体を動かせるでしょう。動きに慣れてきたら転がりを大きくして、座った姿勢まで起き上がれることにもチャレンジしてみてください。

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