【第37回全日本少年サッカー大会】兵庫県大会 決勝レポート「兵庫FCが昨年の雪辱を果たし2年ぶりの決勝大会に出場!!」
2013年06月17日
大会情報兵庫FCが昨年の雪辱を果たし2年ぶりの決勝大会に出場!!
6月15日(土)、みきぼうパークひょうごにおいて、「第37回全日本少年サッカー大会 兵庫県大会」の最終日が行われた。決勝の舞台に残ったのは兵庫フットボールクラブA(以下、兵庫FC A)と有岡フットボールクラブ(以下、有岡FC)となった。
序盤から試合を進めたのは兵庫FC A。2分に、右サイドでボールを奪い前線へ展開したリターンを2番・MF横山愛仁くんが右CK付近で受けてゴール前にパス。これを11番MF森維吹くんが決めて先制する。続く5分にも右CKのこぼれ球を拾った8番・FW坂野月音くんのシュートが相手DFに当たり、2点目を奪うと、13分にもCKから坂野くんが押し込み、リードを3点差に広げて前半が終了する。
後半はメンバーを大幅に入れ替えた後半は、ボールが回りだした有岡FCに危ない場面を作られたが、前半のドリブルを多用したサイド攻撃からロングボールを使った速攻へと転換し、反撃を作る。思惑通り、後半3分に自陣でボールを奪った6番・DF林勇太郎くんからのパスを5番・FW正木歩太くんが前線で受けると、ドリブルからのシュートを決めて突き放した。13分に有岡FCの5番・MF廬泰曄くんによるゴールで1点こそ返されたが、監督も評価する内容で2年ぶり7度目の全国大会出場を決めた。チームのエースMF森くんは「厳しい走りの練習に泣きそうになったこともあったけど、凄く頑張ってきた結果が出て良かった」と喜んだ。
■兵庫フットボールクラブA・永浜和起監督のコメント
昨年、4連覇を目指していたのに、達成できなかったので、凄く悔しい思いをしましたし、今年こそと思っていました。3月の県大会でも優勝しているんで、プレッシャーもあったけど、準決勝が山場と踏んでピークを持っていたのが上手くいきました。決勝戦は自分たちの展開になると思っていたし、気持ちは楽でした。子どもたちも優勝するつもりでいたんですが、サッカーや相手をなめないように試合前に伝えていたので、誰も浮かれることなく戦ってくれたと思います。1点目のように練習通りの展開を出しながら、勝てて良かったですね。
(文・写真●森田将義)
■大会フォトギャラリー
(写真●森田将義)
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