理想の体の使い方とは!? C・ロナウドやメッシらの動きにもみられる〝二軸感覚〟を身につけよう!【後編】
2013年10月24日
コラムサッカーのプレーをレベルアップさせるには、理想の体の使い方を身につけることが大切です。C・ロナウドやメッシ、ルーニーらワールドクラスの選手には〝二軸感覚〟という2つの軸を感じる動き方がみられます。エネルギー効率の良いカラダの使い方を覚えて、実際のプレーに活かしていきましょう!
監修●常歩研究会 写真●齋藤友也
※『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.11冬号』P42-45より転載
理想の体の使い方とは?
C・ロナウドのフェイント、メッシのドリブル、ルーニーのトラップ……。彼らのプレーには二軸感覚での動作がみられます。理想の体の使い方を身につけているからこそ、動きながらのすばやいプレーが可能になるのです。
実は、3~6歳の子どもの走りは、まさに理想の走りといっても良いくらい、体の力の伝わり方がうまく使われています。トレーニングをしているうちに、不自然なエネルギー効率の悪い走り方になってしまう傾向がありますので、そのことも意識してほしいと思っています。
今回紹介した、二軸感覚の走り・キックをしっかりと意識しながら、練習してみてください。サッカーのプレーにおいて、どのような状況でもすばやい対応ができるワールドクラスのプレーが自然と身についてくるはずです。
■二軸感覚のインサイドキック
蹴る前に、蹴り足に体重を移動させていくイメージを持つ。蹴る瞬間に外旋動作へと移行する蹴り方になっている。
①支持足をボールより遠ざけることを意識する。
②支持足を踏み込んだ瞬間に、蹴り足に軸を替えるイメージ。
③インパクト寸前に、股関節を外旋させる。
④蹴り足に軸が移っているため、次のプレーにすばやく移れる。
⑤蹴り足で着地。上体の位置はそのまま変わっていない。
⑥体が止まることなく動作が続く(パス・アンド・ゴーorムーブ)。
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