佐藤寿人選手に聞く!ゴールを奪える選手になるための極意とは

2014年03月19日

インタビュー

狙ってシュートを打たないと何も生まれない

――シュートを打つときに気をつけることはどんなことでしょうか?

 僕は子どもの頃に「コースを狙って打て」という指導はあまり受けませんでしたけど、年齢を重ねてきて思うことは、狙ってシュートを打たないとその後に何も生まれないということです。何も考えずにシュートを打って入るときもありますけど、入らなかったときにどうすればよかったのか、その答えが見つからないんです。運もあって狙わなくてもゴールできるときがあると思うんですけど、ゴールを奪い続けていくことができる選手は考えてシュートを打っていると思います。FWはミスの回数の方が圧倒的に多いポジションです。そのミスをどれだけ考えて次につなげていくことができるかが大事です。

 シュートを狙って打つことで、たとえ試合で狙い通りにいかなくても、次は狙い通りにいくようにまた練習していくことができます。(ジェフ市原の)ジュニアユース時代、リトバルスキー(元ドイツ代表)の指導を受けたんですけど、とにかく狙ったところにシュートを打つことを言われていました。日本代表でジーコ監督に指導を受けたときは、本当にゴールにパスをする感じだと言われました。僕は特にプロになってから狙ってシュートを打つことの大切さを痛感しています。

(この続きは『ジュニアサッカーを応援しよう!VOL.32』にて、お楽しみ下さい)

表紙32


プロフィール
佐藤寿人
(さとう・ひさと)

1982年3月12日生まれ。埼玉県春日部市出身。2000年、当時のジェフユナイテッド市原とプロ契約を結んだ後は、セレッソ大阪、ベガルタ仙台を経て、2005年よりサンフレッチェ広島に在籍する。持ち前のスピードを武器にゴールを量産するストライカー。ジェフユナイテッド市原・千葉所属の佐藤勇人選手は双子の兄。

 


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