池上コーチの一語一得「足首が硬い息子のドリブル」

2014年08月19日

育成を考える

池上正さんが子どもに対する悩みや、保護者・コーチの子どもを取り巻く大人に関する疑問や悩みに答えるこのコーナー。今回は足首が硬い息子さんのドリブルについて親御さんからお悩みの質問です。

◎自宅(ピッチ外での子育ての悩み)

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(投稿者・小学2年生の保護者)

息子は小学2年生です。ドリブルについておたずねします。半年前から、家の近くにある、低学年はドリブル中心のチームで励んでます。指導者の方々は指導も熱心で人格もすばらしく、だいぶ技術も上達し、感謝して、安心してお任せしてます。息子も「努力してるんだ」と、息子自身の口から努力という言葉がでてきて、以前は私にやらされ感満載だったので、息子自らサッカーに励んでて嬉しく思います。
ただ、保護者目線ですが、息子のドリブルは足元にくっついたような状態でのドリブルではなく、スピードで突破する感じで、タッチが軽い感じというか、ぽろっと簡単に離れます。以前、別のところで、結構上手いけど足首が固い。改善していけばよいでしょうと言われたことがありました。そこで、質問ですが、ドリブルと足首の柔軟性は関係ありますか?
また、足首はストレッチで柔らかくなりますでしょうか。そもそも息子は、全体的に体がかたいです。運動する上で体の柔軟性とは大切とききますが、ストレッチしてどうにかなるものなのでしょうか。

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ストレッチよりも外遊びを
いろいろな種類のボール扱いをやろう

 人は10歳くらいからすでに老化が始まると言われていますが、今の子どもたちは特にそのスピードが速いかもしれません。小学1年生でも、体が硬くて前屈できない子が少なくありません。幼児期から座ったままビデオやテレビゲームに興じる時間が長く、運動不足だからです。本来、小学校低学年くらいであれば、外で遊んで、転がって、暴れ回っていれば、体は硬くなりません。結論を言うと、7歳や8歳の小学2年生がストレッチを熱心にする必要はないと思われます。

 そもそも、サッカーでのしなやかなプレーや敏捷性は、体の柔軟性と完全に比例するものではありません。体の柔らかい子がサッカーがうまいとも限らないし、前屈をして指が床につかないのにうまくボールを扱える子もいます。そのあたりの理由は解明されていません。

 足首が硬いのは、いろいろな種類のボール扱いを意識してやっていけば、自然に足首は柔らかくなります。練習の中で、さまざまな方法でドリブルやトラップ、パスといった「ボールを扱う技術」を試していくことをおすすめします。

 ただし、柔軟性があるのは良いことです。股関節が柔らかければ、それだけ可動域が広がります。届かなかった位置に足が届いたり、パスをカットできたりするということになります。ストレッチも悪くはありませんが、それよりもごく普通に外で遊ぶ自由な時間を作ってあげてください。

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