スペイン代表・イニエスタが語る、フットボールへの熱い思いと揺るぎない意思の強さ
2014年06月08日
インタビュー2010FIFAワールドカップ南アメリカ大会では、劇的な決勝弾でチームの初優勝に貢献したスペイン代表・イニエスタ。今回もスペイン代表には注目が集まりますが、『フットボールチャンネル02 スペインは負けない。』(6月4日発売)ではイニエスタ本人へのインタビューが掲載されています。今回はその一部を紹介します。
文●トニ・フリエロス 翻訳●江間慎一郎 写真●Getty Images
『フットボールチャンネル02 スペインは負けない。』より一部転載
フットボールとバルサは僕に多くのものを与えてくれた
――ボカディージョ(注:スペインのサンドイッチ)を片手にフエンテアルビジャの学校を慌てて後にし、父親の車でアルバセテのフットボールクラブに通っていたあなたの姿は、もはや遠い過去となりました。12歳でバルサのカンテラ“ラ・マシア”に入団しましたが、あの頃はどんな困難よりも、プロ選手になるという期待の方が上回っていたのでしょうね。
「そうだね。バルセロナに到着した際には、そのような期待を手にしていた。家族の教育もあったけど、規律を持った人間として何をすべきかを理解していたと思う。バルセロナでは練習に励み、勉強をして、プロ選手になることを試みなければならないんだ、とね。もちろん厳しい時期もあったけど、自分の望む場所にたどり着くために苦しむのは、誰だって同じだろう。そしてフットボールとバルサは、僕に対して本当に多くのものを与えてくれた。自分と家族にあらゆるものを与えてくれたクラブに感謝をしているよ」
――ぶつかった壁を打ち砕く強さは、どのように獲得したのでしょう?
「そのような強さは、誰もが内側に秘めている。人間は困難に直面するまで、自分の持つ強さに気付かないものなんだ。僕はバルサの選手としてリーガでプレーするという夢を持ち、どんな苦労も惜しむことなく、それをつかまなければならなかった。家族も僕も全員がそのための犠牲を払っていたし、何としてでも夢を叶える必要があったんだ。少しずつ階段を登っていったが、バルサで、フットボールで何としてでも成功を収めるという意思が揺らぐことはなかった。自分の可能性を盲目的に信じ続けたよ」
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