【第38回全日本少年サッカー大会】鳥取県大会 決勝フォトレポート&結果 「PK戦を制したFCアミーゴが2年ぶり13回目の全国大会出場を果たす!!」
2014年06月16日
大会情報PK戦を制したFCアミーゴが2年ぶり13回目の全国大会出場を果たす!!
(文・写真●石倉利英)
6月14日(土)に行われた、「第38回全日本少年サッカー大会 鳥取県大会」最終日。準決勝で弓ヶ浜フットボールクラブを下したフットボールクラブアミーゴ(以下、FCアミーゴ)と、境フットボールクラブAを退けた就将(しゅうしょう)SCが、全国大会出場をかけて激突した。
立ち上がりから激しいボールの奪い合いが続いたが、前半は両チーム無得点。迎えた後半3分、FCアミーゴはCKのこぼれ球を野坂凌くんが蹴り込んで先制点を奪った。しかし、その後は懸命に反撃する就将SCが主導権を握り、このまま試合終了かと思われた後半19分、CKのチャンスを生かし、田村翔太くんが決めて土壇場で同点とした。
5分ハーフの延長では両チームとも得点を奪えず、勝敗の行方は3人制のPK戦に持ち込まれた。先行のFCアミーゴは1人目の織田陽仁くん、2人目の金坂捺くんが連続で成功。そして、金坂博監督からPKで飛ぶコースの指示を受けた、FCアミーゴのGK安田圭佑くんが、1人目と2人目を連続ストップ。勝利が決まった瞬間、「監督の指示通りにボールが来て、止めることができてよかったです」という安田くんにチームメイトが駆け寄り、喜びの輪が広がった。
FCアミーゴは2年ぶり13回目の全国大会出場。昨年は決勝で敗れ、今年は西部地区予選決勝で就将SCに0-1で敗れており、2つの雪辱を果たしての優勝となった。金坂監督は「試合後に選手たちが泣いていて、私も本当にうれしかったです」と語り、キャプテンの金坂捺くんは「ゴールをたくさん決めたい」と全国大会での活躍を誓った。
■FCアミーゴ 金坂博監督のコメント
就将SCは9番、10番、3番、11番の4選手が軸なので、そこにボールが行ったときに、早くアプローチして自由にさせないように、と選手たちに伝えました。(PK戦は)西部地区予選で、就将SCの選手がPKを蹴るのを見ていて、あとは選手の癖や特徴から、こう蹴ってくるだろうと考えて、ゴールキーパーに指示しました。「思い切って飛べばいい」と話したのですが、普段通りにやってくれたと思います。われわれはスーパーな選手がいるわけではない。全国大会では、チーム全員が少しずつかかわりながら、先発以外の誰が出てもチーム力が落ちないようにして、16人全員で頑張って戦いたいです
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
フットサル日本女子代表、タイ遠征参加メンバー発表!2025.04.01
-
なでしこジャパン(日本女子代表)、国際親善試合に臨むメンバー発表!2025.03.31
-
U-17日本代表メンバー発表!【AFC U17アジアカップ サウジアラビア2025】2025.03.19
-
サッカー日本代表メンバー発表。上田綺世や伊藤洋輝が復帰!【FIFAワールドカップ26アジア最終予選】2025.03.14
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- ポジションが変わらない息子
- 2013年度 ナショナルトレセンU-14 後期の開催概要および参加メンバー発表
- 頭と体を同時に鍛えるアジリズムトレーニングの基本
- クラブとともに戦い、走り続ける背番号13――。FC岐阜の永久欠番
- 『JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12』2017年度の参加メンバー768名を発表【変更あり】
- 「特別に目立つこともなかった」幼少期。中島翔哉の”才能”が磨かれた原点とは
- 自分自身の将来に向き合う。アメリカでプレーする若きなでしこが下した「編入」という決断【1月特集】
- サッカーを通じて“目標を達成する力”をつける思考術とは
- なでしこジャパン(日本女子代表)、国際親善試合に臨むメンバー発表!
- 山口育成担当技術委員長に聞く! リーグ戦の推進は四種年代のサッカーをどう変えるか?