マンガで学ぼう! リオネル・メッシ選手の相手を抜きさるドリブルテクニック
2014年06月28日
サッカーエンタメ最前線リオネル・メッシのテクニックを解説!!
世界最高の選手と称されるメッシの最大の武器とは?
スピードに乗った状態でも決して乱れることのないドリブル
リオネル・メッシの特徴はスピードとテクニックです。とくにスピードは最初の5歩ぐらいが、とび抜けて速いですね。スピードが上がってもボールコントロールが乱れない、パスもシュートもドリブルもコントロールを失わない、そこがもっとも優れているところです。
メッシのスピードは生まれつきの部分が大きいと思われます。筋肉は速く動くための繊維と、長く運動するための繊維で成り立っているのですが、その割合は生まれつき決まっているからです。メッシの場合は速く動くための筋繊維の割合が多いのでしょう。
世界最高の選手ですから、やはり生まれつきの才能はあります。しかし、メッシのように速く動くことだけがサッカーの才能ではありません。
メッシのすばらしさは、自分の才能をうまく生かしていることです。
メッシのプレーを観察すると、意外と同じことをくりかえしていることに気づくはずです。一番得意なプレーは、ドリブルからのシュートやパスですが、そのときのドリブルのやり方がいつもだいたい同じなのです。
メッシは左足のアウトサイドを使って、左ななめ前にドリブルしていきます。これがもっとも得意な形だからでしょう。おそらく子どものころから、この形なら抜けるとわかっていたと思います。
そこで、メッシはピッチの中央から右側の場所でボールを受けるようにしています。ここから相手ゴールへドリブルしていくときには、得意の左アウトサイドで持ち出すドリブルが使いやすいからです。
また、相手を抜いたあとも、ボールはメッシの左側にあって、相手が追ってきても右側からですから、ボールを相手から遠い位置に置くことが自然にできます。
メッシのようなドリブルができなくても、それぞれの長所を生かしたプレーをすることがサッカーでは大事だと思います。ロングパスを正確に蹴れる、ヘディングが強い、疲れしらずに走りつづけられる、ボールを奪うのがうまい……そうした長所をみつけたら、試合の中で生かす工夫をするといいでしょう。
『サッカーテクニックまんが ちょいテク』
ワールドクラスの武器をゲット!
キミもメッシやC・ロナウド、香川真司になれる!!
監修:西部謙司/漫画:戸田邦和
発行:株式会社カンゼン
本誌連載に加え、西部謙司氏書き下ろしの解説、さらに“サッカーがうまくなる!ちょいコツ講座20”を収録。キッズからジュニア、ジュニアユース年代までの子どもたちが楽しめるサッカーテクニックまんがの決定版! ワールドクラスのプレーヤーが見せるテクニックをマンガと解説でわかりやすく紹介!!
※ご購入はジュニサカオンラインショップまで!
カテゴリ別新着記事
ニュース
-
「2025ナショナルトレセンU-14前期」参加メンバー発表!2025.05.18
-
「女子GKキャンプU-15」参加メンバー発表!2025.05.15
-
【JFA/Jリーグポストユースマッチ 関西学生選抜戦】U-22 Jリーグ選抜メンバー発表!2025.05.12
-
U-15日本代表、クロアチア遠征参加メンバー発表!2025.05.08
フットボール最新ニュース
-
近江高校の躍進を支えた7つの班。「こんなに細かく仕事がある」部員も驚くその内容2024.04.24
-
「三笘薫ガンバレ」状態。なぜサッカー日本代表は個を活かせないのか?2024.04.24
-
【遠藤航・分析コラム】リバプールは何が変わったか。遠藤を輝かせる得意の形2024.04.24
-
リバプールがプレミア制覇に一歩リード?「タイトル争いは間違いなく波乱万丈」2024.04.24
-
前回王者マンC、絶対的司令塔の今季CL初出場・初ゴールで勝利。レアルも先勝2024.04.24
大会情報
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 大阪大会】大会結果2025.03.07
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】フォトギャラリー2025.03.03
-
【卒業記念サッカー大会第18回MUFGカップ 東京大会】F.Cボノスが逆転勝利で優勝を果たす!<決勝レポート>2025.03.01
-
【卒業記念サッカー大会 第18回MUFGカップ 愛知大会】大会結果2025.02.25
お知らせ
人気記事ランキング
- 「2025ナショナルトレセンU-14前期」参加メンバー発表!
- かつて“怪物”と呼ばれた少年。耳を傾けたい先人の言葉
- 出場機会をどう生み出すか。「3ピリオド制」のメリットとデメリット【5月特集】
- オーバーワークになっていませんか? 大人が知るべきジュニア期の「疲労回復法」
- 「2023ナショナルトレセンU-13(後期)」参加メンバー発表!【西日本】
- 「女子GKキャンプU-15」参加メンバー発表!
- 2019年度「JFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12」参加選手768人を発表!!
- 進路妨害
- 【第37回全日本少年サッカー大会】広島県大会 決勝レポート「両チーム最後まで戦いぬいた試合はPK戦の末、サンフレッチェ広島FCjrが優勝!!」
- なぜ『PK』は決まらないのか。スポーツ心理学者が語る『PK』失敗につながりやすい“回避行動”とは