骨の成長を促すために知っておきたい予備知識
2014年08月02日
コラム子どもたちの成長期は骨の働きが活発になる時期です。この時期にしっかりと骨の成長を促すことで、その後の身長の伸びに大きく関わってきます。では一体どのようなことが必要なのでしょうか。今回は身長の低さで悩む、子どもたちのためのアドバイス本『幼児・小学生のための 身長をグングン伸ばすための本』の書籍のなかから、骨の成長を促すために知っておきたい予備知識を紹介します。
文●坂詰真二 写真●編集部
幼児・小学生のための 身長をグングン伸ばすための本』より一部転載
カルシウムを取り込んで骨を構築する骨芽細胞の働き
骨は常に、「代謝=生まれ変わり」をしています。
骨の中には、破骨細胞と骨芽細胞という相反する働きをする細胞があります。
破骨細胞は骨を壊す細胞、骨芽細胞は、カルシウムを取り込んで骨を作っていく細胞です。
これらの細胞によって骨の内部では増えたり減ったりを繰り返し、常に骨を再構築しているのです。
成長期はとくに、骨を作る骨芽細胞の働きがさかんになる時期です。骨芽細胞の働きを良くし、背を伸ばしていきたいものです。
骨は、縦方向に力が加わると、カルシウムをとりこもうとします。
地面に足をつけて歩いたり走ったりして、地面からの反力を受けて骨に縦方向の圧力がかかると、骨芽細胞による骨の合成がさかんになって、骨が強化されるのです。
逆に運動をせず寝てばかりでは骨は減っていく一方です。
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