経験者が語る! 我が家の“ジュニアユースチーム選び”体験記

2014年09月19日

メンタル/教育
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Case2.東京都在住、高校1年生のお父さんより

 区の選抜レベルの息子は、体が大きく左利き。それなりに自信をもっているようでした。秋の初め、「力試しに」と、全国大会に行ったこともあるクラブの練習会に参加。そこで「入りませんか」と声をかけられました。所属するジュニアのクラブからはまだ誰も合格していない強豪からの誘いに、息子はうれしくなってしまい「ここに入りたい!」と言います。

 でも、試合に出られるのかな?と念を押し、他のチームも見てみたら?と勧めました。ほかに4チームほど練習に行きましたが「手応えがいまひとつ」と言います。最初に行った強豪クラブにかなり心が動いているようでした。

 そこで、親なりにいろいろ情報を集めました。すでに所属している先輩の親御さんの話を聞いたり、練習試合も私が観に行きました。

 その方の息子さんはレギュラーだったせいか、親御さんはそのクラブのことを悪くは言いませんでした。試合は大味なサッカーで息子に合わないのではないかと伝えましたが「ここでやらせてほしい」と言います。最後は本人が決めたほうがいいと思い、希望を聞き入れました。

 最初はBチームで、2年の終わりごろからAチームで試合にも出場しました。ですが、自分がやりたかったサッカーではないと時折母親には漏らしたようです。卒団するころには「実は時々蹴られたり殴られたりした」と聞いて驚きました。「他の子が我慢していたから自分だけ親に言えないと思った」と。

 わが家のように、いろいろ情報を集めたとしてもわからないこともあります。最終的にはその子が自分でいかにプラスにしていくかだねと妻とも話しました。

<関連リンク>
子どものサッカー進路計画 もう一度見直そう!! ジュニアユースチームの選び方


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