ヨーロッパでの指導経験を持つ「村松×中野」が語る! 小学生年代からチームとしての守備戦術を学ぶには?

2015年03月06日

コラム

コートに左右前後の壁を設置すると戦術が磨ける

村松 スペインでは、フットサルがサッカーを始めるスタートとして考えられていませんが、ドイツではどうですか?

中野 ドイツでは、フットサルは新しいボールゲームの文化なので練習に取り入れられることはありません。ただ、冬の間は雪が積もったりするので、室内サッカーは行われています。でも、サッカーを屋内でやるだけなので、概念はサッカーと同じです。人数は5人制ですが、ロングシュートもガンガン打ちます。そもそもゴールのサイズも室内とはいえ、日本のフットサルのサイズよりも大きいです。

 違う点で言えば、サイドラインとタッチラインに壁があるからそれらを利用してサッカーをすることですかね。横の壁を使ってワン・ツーで突破しますから。

村松 私もヨーロッパにいるときに見たことがあります。壁に囲まれたあのコートはいいですよね。「コートを囲む壁を何とか手に入れられないか」と探したけどありませんでした(苦笑)。

 ただスペインで、ローラーホッケー用の低い壁で囲まれた体育館があったので、それを利用してトレーニングをしていました。アイスホッケーのように囲まれた状態になるので、ドイツの室内サッカーと同様に、壁を使ってサッカーをするんですよね。選手たちもおもしろがっていましたから。

 4対4の練習でも壁があれば、(スペインで主流の)7人制サッカーなどを疑似体験できる部分もあります。人数は少なくてわかりやすいのですが、攻撃側からすればサイドラインの壁も奥のタッチライン側の壁も使えるから選択肢が多いんです。一方、守る側からすれば、守備の大原則である「ゴールを守る」ことを前提にプレーすることを要求されるから戦術のトレーニングにもなります。守備側は本当に大変です。

中野 そうなんです。ゴールの横にも壁があるから縦からのはね返しも使って攻撃ができる。いわゆる、(変形版の)クサビのボールですよね。

村松 なるほど。クサビからの落としのプレーですね。

中野 それこそ細かいですが、キックの強弱とかも気にしないといけない。ドイツでは、室内サッカーは大人も熱中してプレーします。あまりにも白熱し過ぎてケガ人も出てしまう(笑)。

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