【COPA PUMA TOREROS 2015 Primavera】U11の部 大会レポート
2015年03月30日
COPA PUMA TOREROS 2015 PrimaveraU11の部は川崎フロンターレが優勝! スペインへの切符をつかむ!!
[文・写真●山本浩之]
3月26日(木)から28日(土)の3日間に渡り、アミノバイタルフィールド(東京都調布市)で、「COPA PUMA TOREROS 2015 PRIMAVERA」のU11の部が開催された。
26日と27日は、出場32チームを4チーム×8グループに分けて予選リーグを行い、28日の順位トーナメントには上位の16チームが進出。決勝には川崎フロンターレ(以下、フロンターレ)と横浜F・マリノスプライマリー(以下、マリノス)が駒を進めた。
フロンターレは「準決勝の浦和レッズ戦で、いいムードの試合をすることができたので、チームの雰囲気がよくなっていました。決勝でも継続するように心がけて、どんどんシュートを狙って、フロンターレらしいサッカーをやりました!!」とキャプテンを務める18番・城田優くんのコメント通りに攻撃的なサッカーをすると、先制点は7分のこと、マリノスのゴールキーパーがバックパスを手で処理したことにより得た間接フリーキックを、相手の隙を突くすばやいリスタートで城田くんがゴールネットを揺らした。
「(リスタートが早かったことについて)あれは僕もびっくりしました。ベンチからコーチングしたわけでもなく、選手の判断によるプレーです。彼らの『勝ちたい!!』という気持ちが引き出したものだと思います」とフロンターレの玉置晴一監督も評価する。
その後もフロンターレはサイドのスペースを使ったプレーやスピードのある力強いドリブルを仕かけると、13分には13番・松尾凛久くんの放ったシュートがゴールキーパーの手を弾きネットを揺らした。
結局、このまま2-0でタイムアップとなり、フロンターレが「COPA PUMA TOREROS PRIMAVERA 」U11の部のタイトルと、スペイン・マラガで開催する国際大会「IBERCUP 2015 Costa delSol」の参加権を獲得した。
本大会の最優秀選手にも選ばれた松尾凛久くんは「スペインの大会は楽しみです。僕はストライカーとしてゴールを量産したいです!!」と活躍を誓った。
そして真剣勝負のあとには、選手たちに「お楽しみの時間」も用意されていた。最強の一人を決める大会「KING of 1v1」のエキシビジョンマッチとして、順位トーナメントに出場した選手から抽選で選ばれた櫻井敬太くん(プエブラフットボールクラブジュニア)、上田好成くん(松庵小サッカークラブ)、行武夏夢くん(Refino)の3人が、ものまね芸人のディエゴ・加藤・マラドーナさんに挑戦した。
ディエゴ・加藤・マラドーナさんは、中学時代を横浜F・マリノスジュニアユースで過ごし、進学した帝京高校では10番を背負い、全国高校サッカー選手権大会で準優勝を2回経験しているだけにサッカーの実力は折り紙つき、ユーモアのあるパフォーマンスもまじえて、会場内の選手たちを大いに賑わせてくれた。
さて、「COPA PUMA TOREROS 2015 PRIMAVERA」は、4月1日(水)からは いよいよU12の部が開催される。海外から、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)、チーバス・グアダラハラ(メキシコ)、1.JFSケルン(ドイツ)、Hope Sharing Choikanghee Soccer(韓国)、ジョホールバル州選抜(マレーシア)も参加する国際大会となる。
本年度、U11の部に参加した選手たちも、これからの1年間でレベルアップをし、ぜひ、2016年の春に、この大きな舞台にチャレンジしたもらいたいものだ。
<関連リンク>
・コパ・トレーロス公式ホームページ
・『サッカートレーニング【書籍一覧】』
・『【COPA PUMA TOREROS 2015 Primavera】U11の部 決勝トーナメント結果』
・『【COPA PUMA TOREROS 2015 Primavera】U11の部 予選リーグ結果』
・『【COPA PUMA TOREROS 2015 Primavera】U11の部 大会フォトギャラリー』
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