再び世界一になるために。進化を続ける大儀見優季選手が語る自分自身で目標を設定することの意味
2015年06月19日
サッカーエンタメ最前線FWとしてチームを勝たせることができなかった悔しさが自分を変えた
実は、自分の内側から「こうなりたい」「こう変わっていきたい」というイメージを具体的に持ち、はっきり自分の意志で目標を描けるようになったのは、2008年の北京オリンピックが終わってからのことだ。
北京オリンピックは、私が初めて経験したオリンピックだった。小学生の頃から「オリンピックに行きたい」という目標は持っていた。だから、北京オリンピックの日本代表に選ばれたときは本当に嬉しかった。だが、それはどちらかというと「安堵感」のほうが大きかった。
これでやっと周りの人に認めてもらうことができる。親の期待に応えることができる。今考えると、「オリンピックに行く」という当時の目標は、自分の内から湧き出る目標ではなく、他人から与えられた目標だったのかもしれない。
自分がその目標を達成したいというよりは、周りから期待されて、その期待に応えたいという想いが、私の一番の気持ちだった。
だからこそ、これほど大きな目標を達成したにもかかわらず、心の底からの喜びではなく、安堵感が勝ったのだ。とはいえ、私にとってオリンピックの舞台は、夢であったことに間違いない。
その夢の舞台で、私たちは3位決定戦にまで進んだが、そのメダルをかけた戦いに勝つことはできなかった。その瞬間、今までになかった感情が芽生えた。
自分がFWとして、チームを勝たせることができなかったことへの悔しさ、衝撃の大きさが私を変化させたのだ。そのとき、自分の中で、確かに何かが動いた……。それは、単なる悔しさとは違う感情だった。
「苦しい試合でもチームを勝たせることのできるFWになりたい」
このとき、本当の意味で、自分の内から湧き出る目標に出合うことができたように思う。それからは、良いときも悪いときも、サッカーを心から楽しめるようになった。
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