【バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会】山梨県大会 決勝フォトレポート&結果「KOUFU LEGEND’Sが、山梨県大会を勝ち抜き、全国大会の切符を獲得!!」

2015年06月29日

バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会

KOUFU LEGEND’Sが、山梨県大会を勝ち抜き、全国大会の切符を獲得!!

6月27日(土)、「バーモントカップ 第25回全日本少年フットサル大会山梨県大会」は、昭和町総合体育館(山梨県中巨摩郡)であり、KOUFU LEGEND’S(以下、レジェンズ)が、ヴァンフォーレ八ヶ岳U-12(以下、八ヶ岳)を9-5で破り優勝を決めた。

優勝甲府レジェンズ集合

(文・写真●山本浩之)

 優勝したレジェンズは、この日に行われた準決勝で、試合の開始早々に、ゴレイロが決定的な得点機会を意図的に阻止したとしてレッドカードを受け退場となってしまった。代役を、これまでにゴレイロの経験のないフィールドプレイヤーが務めなければならない事態に見舞われた。

「さすがに、これはピンチだと思って、ひやりとしたけれど、そのとき、観客席の応援が、すごく聞こえたんです。それが僕たちの力になりました。退場になった選手の分までがんばって、絶対に全国に出場しないといけないと、みんなが感じたと思います」とキャプテンの10番・岡田聖亜くん。レジェンズは『攻撃が最大の防御』とばかりに持ち前の攻撃力を発揮すると、大量20得点をあげて決勝に駒を進めることとなった。

 そして迎えたファイナルマッチ。チームが団結することでアクシデントを乗り越えた準決勝の勢いそのままに、全国大会の切符をたぐり寄せたいレジェンズだったが、序盤はボールが足につかなかった。八ヶ岳の素早いプレッシャーにも苦しめられ、前半2分に先制点を許してしまう。

 すぐに2番・西健汰くんと15番・宮内俊輔くんの連続ゴールで逆転に成功するが、それでも、まだ動きは硬い。八ヶ岳に激しく寄せられ、簡単にボールを蹴りだしてしまうと、レジェンズのベンチから「あわてるな、落ち着け!」と、たまらず声があがった。呼応した選手たちは、自分たち本来の『パスを回して相手を崩すスタイル』を取り戻そうと奮闘すると、徐々にボールが回るようになってきたのは7分のこと。5番・小笠原可成斗くんの落ち着いたプレーが起点となり、8番・保坂好寿くんのゴールへとつながった。

 3-1と2点差をつけたレジェンズ。すぐに八ヶ岳の反撃に2得点を奪われ、試合を振り出しに戻されてしまうが、それでも、この頃になると選手のプレーから焦りを感じさせることはなかった。ボールを支配する時間も長くなり、相手ゴール前の混戦から8番・保坂好寿くんがゴールネットを揺らし勝ち越しに成功すると、前半も残り時間がわずかになって、5番・小笠原可成斗くんの放ったシュートのこぼれ球を15番・宮内俊輔くんがゴールに押し込んだ。

 リズムに乗って前半を終えたレジェンズは、後半になっても好調を維持。左サイドに走りこんだ15番・宮内俊輔くんからの折り返しをゴール前に詰めてきた6番・小田切七斗くんが決めると、1分後には、その宮内くんがコンビネーションのよいパスワークからシュートを放って7点目を決めた。

 ふたたびリードを広げたレジェンズ。このあと、またしても八ヶ岳の激しい攻めに2点を失いはしたが、さらに追加点を狙おうと最後まで貪欲にボールを追い続けると、5番・小笠原可成斗くんが2ゴールをあげて9-5でゲームを締めくくった。

 全国大会にレジェンズが出場したのは2014年の第23回大会。このときはベスト16まで勝ち上がっている。この成績を上回るのは簡単なことではないだろう。けれども、今年のレジェンズの爆発的な攻撃力は、とても魅力的だ。「目標は優勝しかないです!」とキャプテンの岡田聖亜くんが力強く締め括ってくれた。

■優勝 KOUFU LEGEND’S・飯室拓也コーチのコメント
このチームは、前からプレスをかけて、相手ゴールの近くでボールを奪い、そのままシュートまで持ち込むことのできる攻撃的なスタイルを目指していますが、これまでの練習では、土のグラウンドしか確保することができず、体育館を使うことができないのが悩みでした。でも、そんな厳しい環境での活動も、優勝という結果を残せたことをプラスに考えて、全国大会に出場するからには優勝を目指してもらいたいと思います。

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