【バーモントカップ 第25回 全日本少年フットサル大会】 全国決勝大会 取材日記③『夢は海外挑戦! ~女子選手がいつまでもサッカーを続けられる環境を目指す』
2015年08月15日
バーモントカップ第25回全日本少年フットサル大会(文・写真●山本浩之 )
夢は海外挑戦! ~女子選手がいつまでもサッカーを続けられる環境を目指す
大会も2日目となって、決勝トーナメントの進出をかけた熱戦が繰り広げられています。
山口県代表のFCリベルダーデ山口は、初日を1勝1分けで終え、大田区総合体育館での予選ラウンド最終戦は、日本代表の宇佐美選手を輩出している京都府代表の長岡京サッカースポーツ少年団と対戦。拮抗した試合で、結果は引き分けとなり、リベルダーデはDグループの2位となりました。
女子選手の野田梨紗さんは、予選ラウンドの3試合にスタメンで出場。前線に位置し、得意だという「体を入れながらのドリブルやシュート」でゴールを意識したプレーを見せてくれました。
「小学校を卒業してからもサッカーやフットサルを続けていきたい」という野田さんですが、山口県には女子選手が中学でサッカーをすることのできる環境が整っていないそうです。
けれども、そんな「どうしてもサッカーを続けたい」という野田さんの願いは、ちゃんとまわりの大人たちに届いていました。
「本人がやりたいと言っているので、僕ら大人たちがサポートしていきます。中学校に女子サッカー部を作ってもらうように話を進めていて、(部の創設は)ほぼ決まりそうですし、あとは少し遠くになりますが、クラブチームにもお願いをしようとしています。過去には県外の学校に進学している女子はいましたが、どうにか山口県内で続けることのできる環境を作ろうと頑張っています」との宮本治監督のバックアップは、さぞ頼もしいことでしょう。
野田さん、夢だという「海外への挑戦!」を目指して、これからもサッカーを楽しんでくださいね!
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