U-15代表候補は中村敬斗選手の2得点などで合宿最終戦を4-1で快勝! 注目の久保建英選手は無得点も存在感発揮!!
2015年08月28日
ジュニアサッカーニュース(写真●佐藤博之、編集部)
今月24日から千葉県内で合宿中のU-15日本代表候補は28日、ジェフユナイテッド千葉U-16とU-15の親善試合を勝利で終え(4-1、45分×3本)、5日間のトレーニングキャンプを終えた。
今回のトレーニングキャンプには28名が参加。9月からモンゴルで行われるAFC U-16選手権予選の最後の選考テストとともなった。
2日前には、インターハイ準優勝の市立船橋高との練習試合(45分×3本)で2-7と大敗を喫していただけに、この日行われたジェフ戦では選手たちが奮起した。
1本目は年上となる千葉U-16との試合。久保建英選手(FC東京むさしU-15/FCバルセロナ)や鈴木冬一選手(セレッソ大阪U-15/セレッソ大阪U-12)が決定的なチャンスをつくるが、得点には至らず0-0で終える。
続く2本目は、相手に先制を許すものの1本目より攻撃陣がゴールへの意識を高く持ち、宮代大聖選手(川崎フロンターレU-15/川崎フロンターレU-12)が豪快にシュートを放ち、そのボールが相手DFにあたってコースが変わり、ゴールをこじあける。
さらに30分後には、中村敬斗選手(三菱養和SC巣鴨ジュニアユース/高野山サッカースポーツ少年団)が個で打開してゴールをあげると、その3分後には見事な直接FKを決めた。
この試合が最後のアピールになるだけに、中村選手も「前回(の市船戦)は点がとれなかったので、今日はとにかく点をあげることを考えていた」と、その思いを語った。
3本目では、今回追加招集となった桂陸人(サンフレッチェ広島ジュニアユース/広島高陽FC)選手がゴールをあげ、U-15日本代表候補がトータルスコア4-1で勝利した。
注目の久保選手はノーゴールに終わったものの、随所で存在感を発揮。トップ下や左右両サイドでプレーし、多くの局面でチャンスをつくった。
チームを率いる森山佳郎監督は「こういった生き残りをかけた合宿で、自分の良さを出せることは大切なこと。今日はとくに一人ひとりがハードワークをしたり、ゴールに向かう姿勢も徐々に出てきたり、チームとして切磋琢磨できたことがよかった」と合宿の手ごたえを感じていた。
今後、代表メンバーは23名に絞られ、9月12日からのAFC U-16選手権に臨むことになる。
※カッコ()内は現所属クラブとジュニア時代の所属チーム
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