日本代表の主将・長谷部誠に見る真のキャプテンシー。リーダーに必要な”資質”とは何か?
2015年10月07日
メンタル/教育
「こんな内容で満足してはいけない」
その長谷部がキャプテンシーを前面に押し出すようになったのが、ザック監督就任後だ。年長者のベテラン選手が次々とチームを去ったこともあり、彼の統率力が一段と強く求められたからだ。もともとダメなことはダメ、いいことはいいとハッキリ言うタイプではあったのだが、そのメリハリが鮮明になったのは確か。ザックジャパン発足直後の合宿集合時に遅れてきた森本貴幸(アビスパ福岡)を怒ったのは、顕著な例と言える。
川島永嗣(FCメス)も「マコはものすごく責任感の強い男」と語ったが、集団の統率を乱すような出来事が少しでも見受けられたら厳しく向き合う。試合に勝っても内容的に課題や足りない部分があれば「この勝ちは忘れた方がいい」「こんな内容で満足してはいけない」と容赦なく苦言を呈する。そうやってチームを律することがキャプテンたる人間の役割だと彼は強い自覚を持っていたようだ。
その意識がより強まり、リーダーとしての立場が確立されたのが、ザックジャパン最初の国際大会となった2011年アジアカップ(カタール)だった。遠藤保仁(G大阪)と鉄板ボランチを形成し、コンスタントに試合に出続けていた彼は、時に仲間を叱咤激励し、選手だけのミーティングを実施したりしながら、不安定な戦いを続けるチームを力強く支えてアジア制覇へと導いた。これを機にザック監督との信頼関係も強固なものになった。
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