【第39回全日本少年サッカー大会】決勝大会 ジュニサカ取材日記③「予選3連勝でラウンド16進出を決めた初出場の大阪代表2チーム」

2015年12月27日

大会情報

予選3連勝でラウンド16進出を決めた初出場の大阪代表2チーム

(文●編集部 写真●佐藤博之、編集部)

「第39回全日本少年サッカー大会」は、1次ラウンドが終了し、ラウンド16に進むチームが決まりました。今回1次ラウンドから勢いがあるのが、昨年優勝地域の大阪府の2チーム、SSクリエイトとアイリスFC住吉。ともに初出場ながら3連勝で1位通過し、ラウンド16に進みました。

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 大阪府第1代表のSSクリエイトは大阪府堺市を拠点に活動し、幼稚園児から小学生までの選手が在籍するクラブ。1対1では負けない個々のスキルを武器に攻撃的なサッカーを展開する。

 特に注目なのは、10番・小河詩朋くんと8番・根木賢星くんのコンビ。小河くんは2試合連続ハットトリック(1試合目5得点、2試合目3得点)などを含め、予選3試合で10ゴールをあげる活躍を見せました。

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 チームメイトの根木くんも「(小河)詩朋がいるから自分も安心してプレーできる」と信頼を寄せています。

 その根木くんは、3兄弟の末っ子で、実は上2人のお兄さんも全少経験者です。長男はスポーツネットSCで出場。次男はセレッソ大阪U-12で出場し、3人連続で全国大会を経験しました。

 特に次男の洸希選手は、現在行われている「高円宮杯第27回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会」にセレッソ大阪U-15の一員と出場しており、チームは明日(28日)の決勝戦まで勝ち上がりました。

 そんなお兄さん2人とは近くの公園で一緒にボールを蹴ったり、アドバイスをもらったりするという根木くん。非常に視野が広く、ボールコントロールも素晴らしいものをもっています。小河くんも「チームの中で一番うまい」と太鼓判を押していました。

 選手たちの目標は“優勝”の2文字。予選を1位通過しても「3連勝は嬉しいけど、目標が優勝なのでまだまだ満足していない」と小河くんも話していました。ラウンド16では強豪・柏レイソルU-12の対戦となりました。どんな戦いを見せるのか、非常に楽しみです。

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